■FC Nonoが目指す世界
私達、一般社団法人FCNono(以後FC Nono)が活動を展開するインドの最貧州の一つとされるビハール州では、子ども達の多くは生まれ持った環境から様々な課題を抱えています。
特にインド農村部の貧困家庭で目の当たりにするのは、父親のアルコールやギャンブル依存、女の子たちの家事従事優先による教育機会の剥奪、早婚慣習、ストリートでの薬物依存や人身売買、犯罪に巻き込まれる危険、慢性的な栄養失調など、課題は山積です。
FC Nonoの夢は、「努力は報われる」という価値観や、子どもたちが自身の夢の実現を望める環境を、サッカーをきっかけにインドの最貧州ビハール・ブッダガヤで築いていくことです。
■現在の活動概要
子ども達の心身の健全な成長、そして夢の実現のために、私達は以下の活動を展開しています。
①コミュニティ型サッカーチームの運営・指導
ブッダガヤ地域にてサッカースクールを毎日開講し、広場で子ども達を対象に、男女関係なく一律にサッカー指導を行っています。
対象者は貧困家庭の子ども達だけではなく、孤児や刑務所の囚人、障害を持つ児童まで、公正で開かれたチームの実現を目指しており、日々参加者は増加しています。
サッカーの上達だけではなく、社会性や忍耐力、多様性といった幼少期の子供たちにとって重要な要素が学べる機会として、子ども達が楽しみながら参加できるプログラムを設定しています。
②栄養失調に悩む子供達への栄養指導
サッカーやスポーツをする前に一番重要な事、それは子どもたちの健全な発育と健康です。
ビハールでは栄養の知識不足が故に、毎日偏った食事を摂取している家庭が多く存在します。
まずは「栄養」という言葉の存在を知り、そして考えてみる機会を提供しています。
③アートを通じた子ども達への成長支援
サッカーの練習に参加したくても、身体障害を抱えるため参加出来ない小児麻痺の子や、挑戦してみたものの自分には向いていないと感じてグラウンドを離れていってしまった女の子もたくさんいます。
サッカーという一つの手段に留まらず、子どもたちが自分の頭の中で想像している夢や目標を目に見える形で表現する機会をアーティストと連携しながら実施しています。
■今後の活動
これまでの活動を更に発展させつつ、雇用創出に向けたプロジェクトも本格的に推進していきます。
①プロサッカーコーチを招いたトレーニング・練習試合の開催
②孤児院で子供達とアートの関心を高めるワークショップ開催
③栄養士による保護者も含めた栄養指導、及び現地栄養調査の実施
④将来的な雇用創出に向けた大豆栽培・開墾プロジェクトの始動
2023年は一般社団法人としての登記も完了し、団体として、個人・企業の皆様と連携し、一層様々なプロジェクトに取り組んでいく予定です。どうぞ温かいご支援・ご協力をお願い申し上げます。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
■会社概要・お問い合わせ
・団体名:一般社団法人FC Nono
・URL:https://www.fcnono.com/
・住所:〒610-1102 京都府京都市西京区御陵大枝山町3丁目16ー7
・メール:teamfcnono@gmail.com
・ツイッター: https://twitter.com/teamfcnono
・インスタグラム : https://instagram.com/footballclubnono
・NOTE : https://note.com/teamfcnono/
・Youtube : https://www.youtube.com/@fcnono2021