【中長期ビジョン浸透のためのハピネットの取り組み】全37回の社内研修を「対面」で実施

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玩具や映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント関連商品などエンタテインメント商材の流通及び企画販売事業を展開する株式会社ハピネット(本社:東京都台東区、代表取締役社長:榎本 誠一、証券コード:7552)は、第9次中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)および長期ビジョンの社内浸透を目的に、対面での社内研修「ビジョン浸透プログラム」を実施しましたのでお知らせします。

■実施背景

ハピネットは2022年4月より、10年後の目指すべき姿である「長期ビジョン」 と、長期ビジョン達成のための最初の3ヶ年の取り組みとして、「第9次中期経営計画」 を掲げ、事業を推進しています。また、これらのビジョン実現のために全社員が持つべき価値観として、「バリュー」 も制定しました。

 

ハピネットグループ経営体系図ハピネットグループ経営体系図

第9次中期経営計画は、人口減少やデジタル化により中長期的に当社の主力ビジネスである国内の中間流通市場全体が縮小傾向に向かうことが想定される中、事業環境変化に対応できる機動力を兼ね備えた企業体への変化を目指し、策定されました。中期経営計画を達成し、環境変化に対応できる企業へと成長するためには、計画内で示されている会社のビジョンを、社員一人ひとりが納得し、自分事として捉えることが必要です。そこで、社員にビジョンの自分事化を促し、計画達成に向けた行動に結びつけてもらうことを目的に「ビジョン浸透プログラム」を実施しました。

 

■「ビジョン浸透プログラム」のポイント
1)全社員が対象
計画達成のためには、社員一人ひとりが納得し、行動していくことが必要不可欠です。そのため、本プログラムはハピネットの全社員を対象とし、実施しました。
一般社員向けと管理職社員向けの2種類のプログラムを用意し、社員はそれぞれの役割に応じた内容のプログラムを受講しました。
2)全日程「対面」での実施
「他者とのコミュニケーションを通じて自身を見つめ直し、会社のビジョンと自身を結びつけて明日からの行動につなげてほしい」という思いから、本プログラムは全国すべての営業拠点で開催し、全37回「対面」で実施しました。
3)代表取締役社長も参加
代表取締役社長の榎本も、37回中18回、本プログラムに参加しました。
プログラム冒頭には、中期経営計画策定にあたってのトップの想いやビジョン浸透の必要性などを、受講する社員に向けて直接話す機会を設けました。社長が参加できない開催日に関しては、事前に収録した動画を流すことで対応しました。
4)実施後の理解度調査では、社員の約8割以上が「理解できた」と回答
本プログラムの終了後、社員にアンケートを実施し、ビジョンの理解度を調査したところ、社員の8割以上(85.1%)が「とても理解できた」、「まあまあ理解できた」と感じていることが分かりました。

 

 

また、プログラムの満足度についても、約8割(79.8%)が「大変満足」、「まあまあ満足」と感じていることが分かりました。

アンケートの中で社員からは、以下のようなコメントが寄せられました。(アンケートより一部抜粋)
・『長期ビジョン、中期経営計画、バリューに関して、結果だけではなく、策定過程を知ることができる機会が
これまではあまりなかったので、今回の研修は非常に良い機会でした。社員の理解・行動を決めていく上で、
今回のような研修は重要だと感じました。』
・『ビジョンの浸透が深まったとともに、他カンパニーとの交流もあり一体感も生まれ良い経験となった。』
・『今後はビジョン・バリューを意識しつつ、描く未来を着実なものに出来るよう一層業務を遂行していきたい。』

アンケート結果から、本プログラムが中期経営計画やビジョンの理解・自分事化に加え、会社内の横のつながりの強化にも寄与したと考えています。
【調査概要】
アンケート実施日:2022年11月11日~2023年3月7日
対象者:プログラムを受講した一般社員
有効回答人数:698名
調査方法:自社調査(アンケート)

■代表取締役社長 コメント

代表取締役社長 榎本誠一代表取締役社長 榎本誠一

当社グループの関連業界におきましては、少子化や消費者ニーズの多様化、デジタル化が進む中で、国際情勢の変化などもあり、先行きが不透明な状況が続いております。当社グループがそのような状況に対応する機動力を兼ね備えた持続可能な企業体へと成長・発展するためには、社員一人ひとりが中期経営計画を理解し、全社一丸となって行動・挑戦していくことが必要不可欠です。
来年度以降も引き続き、ビジョンの社内浸透を促進し、第9次中期経営計画達成に向け取り組んでまいります。

 

■中期経営計画 概要

2022年4月より掲げている3ヶ年の第9次中期経営計画は、10年後の目指すべき姿である長期ビジョンからバックキャスティングすることで策定しました。本中期経営計画のテーマは、「エンタテインメントとプラットフォームのデュアルエンジンで挑む創造的成長」です。エンタテインメント事業(=サービス・コンテンツの創造)とプラットフォーム事業(=サービス・コンテンツの発信)の2つをコアエンジンとして、創造的な成長を図ってまいります。

中期経営計画の詳細はこちら:https://www.happinet.co.jp/ir/managementplan.html

■今後の展開
今回のビジョン浸透プログラムは、全社横断型で開催し、全社で取り組むべき中期経営計画や長期ビジョンの理解・浸透を中心とした内容でした。来年度以降は、各事業(カンパニー)のビジョンも踏まえた上で、第9次中期経営計画達成にむけた取り組みを加速・推進していく予定です。具体的には、カンパニー毎にビジョン浸透継続プログラムを実施し、事例の共有を多く行うことで社員の自分事化をさらに促すことや、評価制度と連動させることで、理解・浸透のフェーズから自身の行動に結びつけられるフェーズにステップアップできるような取り組みを推進していく予定です。

■事務局・担当者 コメント

本プログラムは、中期経営計画やビジョンの浸透を目的としていますが、会社側からの一方的な発信にならないよう「コミュニケーション」を重視しました。
全日程対面で実施し、プログラムの内容についても、グループワークを多く取り入れることで、積極的なコミュニケーションを促しました。他者との関わりを通じて、様々な視点から中長期ビジョンや、社員自身を見つめ直す機会にできたことが、社員の高い満足度に繋がったと考えています。

【株式会社ハピネット 会社概要】

 https://www.happinet.co.jp/  

東証プライム・証券コード 7552
 代表者:榎本 誠一
 設立:1969年6月
 所在地:東京都台東区駒形2-4-5 駒形CAビル
 資本金:27億5,125万円
 
 事業内容:玩具・遊戯用具の企画・製造・販売
 映像・音楽ソフト等の企画・製作・販売
 ビデオゲームハード・ソフト等の企画・販売
 玩具自動販売機の設置・運営
 アミューズメント施設用商品等の販売
 
 玩具を中心に、映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント関連商品を、いずれもトップクラスのシェアにて取り扱うエンタテインメント総合商社。人々に感動を提供するエンタテインメント事業を通して多くの方の心を豊かにし、「夢のある明日づくり」によって社会的価値を生み出せる企業を目指しています。

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