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プロジェクト開催の背景と概要
「地域価値創造型企業」を目指す小田急グループの当社では、「エキチカ」だけでなく「マチチカ」「ヒトチカ」の視点で、地域の様々なステークホルダーと共創しながら新たな取り組みにも挑戦していくことを目指すため、地域共生ステートメントとして「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」を制定しています。
本プロジェクトは、ステートメントを体現する取り組みのひとつとして企画。当社が運営する7つの商業施設(経堂コルティ、成城コルティ、新百合ヶ丘エルミロード、相模大野ステーションスクエア、ビナウォーク、本厚木ミロード、ODAKYU 湘南 GATE)のLINEアカウントを通じて、お住まいの自治体にあったらいいなと思う『子育てに関する物品』を各地域のお客さまに投票いただき、その結果で選ばれた物品を実際に自治体に寄贈するというものです。
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「マチチカ、ヒトチカ プロジェクト第1弾
~小田急の商業施設とともに地域の子供たちにギフトを届けよう~」寄贈式
当社が運営する7つの商業施設において情報発信を行い、2022年12月にはLINE上での投票を実施いたしました。3,375名のお客さまにご参加いただき、投票によって決定した物品をこの度、6自治体へ寄贈いたしました。寄贈にあたっては、各自治体より感謝のコメントを頂きました。
1 経堂コルティ・成城コルティから世田谷区(世田谷区立中央図書館)へ
寄贈物品:絵本 59冊
世田谷区立中央図書館は0歳児からの読書を支える図書館として、子どもの読書を支援する取り組みを進めています。これからも、より多くの地域のお子さまに読書を楽しんでもらえるよう、経堂コルティ・成城コルティから世田谷区立中央図書館に、絵本を寄贈いたしました。絵本は今後、経堂図書館へ移動し、経堂地域のお子さまを中心にお読みいただく予定です。
寄贈にあたり、世田谷区役所生涯学習部長 内田 潤一様からは、「ワクワクする地域社会を目指し、さらに連携強化していきたい。」というコメントを頂きました。
2 新百合ヶ丘エルミロードから川崎市麻生区へ
寄贈物品:おもちゃ 25点 & 絵本 12冊
川崎市麻生区では、お子さまが公共施設で快適に過ごしていただけるような取り組みを進めています。新百合ヶ丘エルミロードから、区役所の乳幼児健診会場や相談窓口に設置いただくおもちゃと絵本を寄贈いたしました。
寄贈にあたり、麻生区長 三瓶 清美様からは、「新しいおもちゃは貴重で嬉しい。健診などに来るお子さまも喜ぶと思う。」というコメントを頂きました。
3 相模大野ステーションスクエアから相模原市南区へ
寄贈物品:絵本 63冊
相模原市では「子どもの居場所・遊び場づくり」の取り組みを推進しています。これからも、より多くの地域のお子さまが健やかに楽しく過ごせるよう、相模大野ステーションスクエアから近隣の児童館・こどもセンターに、児童図書絵本を寄贈いたしました。
寄贈にあたり、南区長 菅谷 貴子様からは「沢山の絵本を頂けて有難い。大切に使わせていただく。」というコメントを頂きました。
4 ビナウォークから海老名市へ
寄贈物品:大きな積み木&わなげ 合計4セット
海老名市では「子どもを産み育てやすい環境づくり」の取り組みを推進しています。これからも、より多くの地域のお子さまが健やかに楽しく過ごせるよう、ビナウォークから海老名市子育て支援センターに、大きな積み木とわなげを寄贈いたしました。
寄贈にあたり、海老名市長 内野 優様からは「イベントなど、より一層連携して地域を盛り上げたい。」というコメントを頂きました。
5 本厚木ミロードから厚木市へ
寄贈物品:お子さま用歯磨き粉 560本
厚木市では「子育てしやすい厚木」の取り組みを推進しており、なかでも将来の健康への影響度の高い子どもの口腔衛生の向上に力を入れています。地域のお子さまが一生健康に過ごすために、本厚木ミロードから厚木市へ定期健診やイベントで使用いただく歯磨き粉を寄贈いたしました。
寄贈にあたり、厚木市長 山口 貴裕様からは「乳児検診等で地域のお子さまの虫歯予防に役立てる。」というコメントを頂きました。
6 ODAKYU 湘南 GATEから藤沢市へ
寄贈物品:絵本 79冊
藤沢市では、「いつでも、どこでも、だれでも、なんでも」をモットーとした図書館運営を手掛けており、市内では非常に多くの地域のお子さまが図書館を利用しています。今後もより多くのお子さまに読書を楽しんでもらえるよう、ODAKYU 湘南 GATEから市内の図書館に、絵本を寄贈いたしました。
寄贈にあたり、藤沢市長 鈴木 恒夫様からは、「既に図書館やギャラリーでご一緒しているが、今後も色々と連携していきたい。」というコメントを頂きました。
<寄贈物品一覧>
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第1弾プロジェクトの振り返り
今回のプロジェクトにあたっては、自治体と各地域が抱える子育てについての課題を議論し、その課題に沿った寄贈品候補を選定するなど、官民連携で実施いたしました。その結果、地域のニーズに沿って解決策になりうる物品を寄贈することができ、求められる地域貢献に繋がったと考えております。
当社では地域共生というテーマの下で、今後も商業施設に来てくださるお客さまとともに、地域課題の解決や地域活性化について考えていきたいと思っております。その先の課題解決においては、行政や学校、地元企業など様々な地域のステークホルダーと連携することで、真に求められる地域貢献を展開してまいります。
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参考
【参考】 株式会社小田急SCディベロップメントについて
小田急グループにおける商業施設の運営・開発事業を一貫して担う
会社として、2020年4月1日に設立されました。