フリーランス協会は、職種も、働き方も、年収も異なるさまざまなフリーランスの多様性を可視化し、私たちフリーランス当事者が自らのキャリアを切り拓いていく上での参考となるように。
そして、フリーランスの課題やニーズについて広く社会に問題提起できるように。
そんな想いで、2018年から毎年実態調査を行い、フリーランス白書を公開しています。
今年のフリーランス白書では、通常の「フリーランス実態調査」に加えて、コロナ禍の3年間で利用者が増加したエージェントサービスを始めとする「フリーランス・副業人材の仲介事業者実態調査」も実施しました。
「フリーランス実態調査」の中では、毎年確認している年収や仕事獲得経路、満足度などの項目に加えて、取引先との関係構築の在り方(取引先社数や一案件あたりの契約期間、自身の値付けなど)や、資金調達のニーズや課題について調査しました。
また、慶應義塾大学SFC清水たくみ研究会との共同研究で、コロナ禍前の2019年に実施した「フリーランスの地方での就労意欲調査」の再調査も行っています。
働き方の選択肢がどんどん増えて広がっていくということは、一人ひとりが、自分で決めることを求められるようになっているということでもあります。
「他のフリーランスはどうしているんだろう?」。
そんな疑問の答えが、フリーランス白書の中にあるかもしれません。
本調査結果が、フリーランスが安心して活躍できる社会に向けた環境整備の一助となると同時に、一人ひとりのフリーランスが自身のキャリアアップや生存戦略を考え、自律的に意思決定するための参考となりましたら幸いです。
■「フリーランス白書2023」全文
こちらからPDFファイルでご覧いただけます。
https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2023/03/FreelanceSurvey2023.pdf
■「フリーランス白書2023」目次
第1章 はじめに
第2章 フリーランス実態調査
2-1 回答者属性
2-2 フリーランスの仕事獲得経路と働き方満足度
2-3 フリーランスと発注主との関係構築
2-4 フリーランスのファイナンス
2-5 フリーランスと地方創生
※慶應義塾大学SFC清水たくみ研究会との共同研究
第3章 フリーランス・副業人材の仲介事業者実態調査
第4章 フリーランス協会の活動について
■引用・転載にあたってのお願い
本調査結果は、下記条件に基づき、ご自由に引用・転載いただくことができます。
1)必ず下記のクレジット表記をお願いします。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2023」
2)当協会事務局へ掲載報告をお願いします。
・ウェブサイトの場合:メールにて掲載 URL をお知らせください
・印刷物の場合:掲載された書籍や記事を郵送でお送りください
・テレビ放映の場合: 予め放映日をお知らせください
■一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会について
「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」というビジョンを掲げ、自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティ。年会費1万円で賠償責任保険や弁護士費用保険、所得補償制度、そのほか多彩な各種優待が使えるベネフィットプラン(福利厚生制度)を提供する。また、政策提言、キャリア支援、ジョブ創出、地方創生など、様々なプロジェクトが進行し、フリーランスのキャリアアップやリテラシー向上のためのセミナーも多数開催。多様な働き方を志向する人々が安心して働くことができる環境づくりと、新たな活躍の場を広げる取組みを推進している。
会員総数84,980名(フリーランス白書等の実態調査の母集団となる一般会員・無料会員・SNSフォロワー)、一般会員数13,364名、法人会員数260社(2023年2月28日現在)
<団体概要>
・法人名 :一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
・URL :https://www.freelance-jp.org
・代表理事:平田麻莉
・設立日 :2017年1月26日(同年4月20日に一般社団法人化)
・所在地 :東京都中央区 八重洲2-8-7 福岡ビル4F DIAGONAL RUN TOKYO内