今般、日本政府の掲げる温室効果ガス削減目標やカーボンニュートラルの基準に関する国際的な議論など、国内外の動向変化を踏まえ、新たに削減目標を策定しました。
- 中長期目標
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、MIRARTHホールディングスグループの事業活動に伴う温室効果ガス排出量(スコープ1及び2※)については、2030年度までに50%削減(2020年度比)、2050年度までにネットゼロとする目標を設定いたしました。なお、スコープ3※ については現在エネルギーデータ集計を進めており、2023年度中に温室効果ガス排出量を公表予定です。
- 主な削減施策
中長期目標達成に向け、以下に掲げるような具体的施策を実施してまいります。
①グリーン電力化
CO₂排出量の少ない電力契約を進めており、2030年度までに全国の事務所・保養所・大規模拠点等、各拠点においてカーボンフリーまたは再生可能エネルギー由来のグリーン電力への変更を推進します。
②省エネ施策の実施
クールビズ・ウォームビズ等の省エネ対策に加え、2025年度までに夏季・冬季空調負荷の適性利用、照明エリア・時間帯の運用基準設定等の省エネ施策実施を定着化。使用電力量の削減を促進します。
③社有車のEV化
ハイブリッド車の導入を促進していますが、政府による「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」といった方針に準じて、より環境負荷の少ない電気自動車(EV車)を導入し、社有車のEV化を図ります。
④オフセット
再生可能エネルギー発電施設の開発・運営およびその活用をしていますが、2050年度までに実質カーボンフリーを達成するため、特定卸供給等の活用・非化石証書等によるカーボンオフセット対策を実施していきます。
- MIRARTHホールディングスグループの環境への取り組み
当社グループでは、サステナビリティへの取り組みを中長期的な成長に向けた重要戦略であると捉え、中期経営計画にて「ESG(環境・社会・ガバナンス)への積極対応」を掲げております。環境への取り組みとして、エネルギー事業に参入した2013年以降、全国で数多くのメガソーラー発電所の開発を手掛け、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギー事業を推進することで、温室効果ガスであるCO2排出量の削減に貢献してまいりました。
引き続き、太陽光発電施設の開発やオペレーションを通して、環境改善・エネルギー自給率向上・遊休地の活用をはじめとした地域活性化に貢献していくとともに、風力発電やバイオマス発電事業への取り組み等、カーボンニュートラルの実現に向けて更なる再生可能エネルギーの供給に取り組んでまいります。
今後も、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」のパーパスのもと、すべてのステークホルダーとの対話を通して、社会課題の解決に貢献するとともに、ESGを意識した事業運営と価値創造を推進してまいります。
<関連情報>
▼MIRARTHホールディングスグループのサステナビリティへの取り組み
https://mirarth.co.jp/sustainability/
※スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(都市ガス等燃料の燃焼)
スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
スコープ3:スコープ1、2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
- 会社概要
商号 : MIRARTHホールディングス株式会社
代表者 : 代表取締役 島田 和一
所在地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング16F
設立 : 1972年9月
事業内容 : グループ会社の経営管理等
資本金 : 4,819百万円
URL : https://mirarth.co.jp