横浜の“音のシンボル”「サウンドロゴ」を新たに制作!令和5年4月から横浜市営バス約800台などで使用開始!

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横浜市は、「横浜の都市のブランドイメージ」を音で表現したサウンドロゴを、日本を代表する環境音楽作曲家である小久保隆氏と制作しました。4月から横浜市営バス全795台(含む「あかいくつ」)で使用するなど、シティプロモーションのツールとして市内の様々な場面で順次活用していきます。
1 サウンドロゴ制作の狙い
横浜の魅力や特徴を、音を通じて表現することで、聴いた方が横浜を思い浮かべ、横浜への親しみや愛着を感じていただくことを狙いとしています。今後、さまざまな場面で活用し、一貫性のある都市ブランドを発信していきます。

※サウンドロゴとは
効果音やメロディーにより、企業や商品をプロモーションするための「音のシンボル」。主にCMやラジオなどで利用される。マクドナルドの「パラッパッパッパー♪“i’m lovin’ it”」というメロディーなどが代表事例。

2 制作者
小久保 隆(こくぼ たかし)氏

1956年生まれ。2020年アメリカのグラミー賞(最優秀ヒストリカル・アルバム部門)にノミネートされるなど世界から評価される、日本を代表する環境音楽作曲家です。作品の中でも特に、「ウィー、ウィー、ウィー」の緊急地震速報のアラーム音は、国民の命を救うために計算し尽くされた音として高く評価されています。

◇主な作品
緊急地震速報のアラーム音、電子マネー「iD」のサイン音、坂本龍一とコラボレーションしたゲーム「天外魔境」の音楽、EXILE ATSUSHIのアルバム「Music」に提供した自然音の楽曲など
◇都市やオフィスなどの空間を「音で環境デザイン」した実績
六本木ヒルズ「アリーナ」、クイーンズスクエア横浜、キャナルシティ博多など
 

  • 3種類のサウンドロゴについて

(1)サウンドロゴ
サウンドロゴは都市の魅力や特徴を約3秒の音で表現したものです。

 

(2)サウンドロゴ(ショートバージョン)
ショートバージョンは、サウンドロゴをさらに約1.5秒に凝縮したもので、横浜市でのシステムの手続き完了時などで使用します。

 

 

(3)サウンドロゴ(メロディーバージョン)
メロディーは、44秒のメロディーをつないで繰り返し再生ができるよう設計したもので、BGM等で使用します。

 

3 制作した音について
2009年に市民の皆さまと共に制作した「OPEN YOKOHAMA」のステートメントに描かれる横浜の魅力や特徴を音で表現しました。制作にあたっては、ヨコハマeアンケートメンバー(市内在住・在勤・在学の方)、横浜市立高校生、盲特別支援学校のみなさまに、どのような音に横浜の特徴や魅力を感じるか、実際にアンケートを行い、意見を参考にさせていただきました。

◇音の特徴
・横浜市民から親しまれている「横浜市歌」のメロディーを引用した7音で構成。
・ウィンドチャイムや風鈴の音が、ステートメントに書かれている「横浜に吹く自由で開放的な風」を表現。
・使用する場面やシチュエーションに合わせるため、3種類の音を制作。

4 今後の活用について
横浜市営バスや市庁舎などで、施設の特性に合わせ、順次活用していきます。
(1)横浜市営バス
令和5年4月3日(月)のダイヤ改正に合わせて、横浜市営バス全795台(含む「あかいくつ」)で車内放送のアナウンス音にサウンドロゴを使用します。(3月27日(月)より順次導入開始)
(2)広報番組FMヨコハマ「YOKOHAMA My Choice!」(毎週日曜日 午前9:30~10:00放送)
令和5年4月2日(日)の放送から番組内でサウンドロゴを使用します。
(3)横浜市庁舎低層部出入口
令和5年4月1日(土)から横浜市庁舎内低層部出入口7箇所でサウンドロゴが使用されます。

【参考】OPEN YOKOHAMAについて
開港150周年を迎えた2009年に、市民の想いを基に、「横浜の未来像」を表したステートメントと、未来像を短い言葉や図柄で表すロゴマークが生まれました。

◇ロゴマークに込められた想い
ステートメントに書かれている横浜に吹く自由で開放的な風をイメージし、風車の羽をモチーフにYOKOHAMAの「Y」を表したものです。
3つの異なる四角形は、横浜の多様性を表しています。
様々なヒト、モノが出会い、交差する場所。
横浜のシンボル的な色である青を、3つの濃さで使用することで、マークに動きを与えています。
下のステートメントに込めた思いを凝縮した「OPEN YOKOHAMA」という言葉を添え、ロゴマークとしてデザインしました。
※ロゴマーク・ステートメントの詳細
https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/miryoku/openyokohama/brand.html

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