厚生労働省の調査によると、2021年時点での育休取得率は女性が85.1%に対し、男性が13.97%に留まっております※1。当社では、育休中の家事負担の現状を把握するとともに、家事代行サービスのご提供を通じて、より多くの育休中の方々の生活に寄り添いたいという想いから、このたび調査を実施しました。
※1育児・介護休業法の改正について(厚生労働省):https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000851662.pdf
●育休が取れても満足な家事はできない?育休中のリアルな実態が明らかに!
1.育休中もしくは育休経験のある男性の約7割が育休を取りやすい社会になってきたと感じているにも関わらず、実際はその3人に2人が1ヵ月までの短期間しか取得できてない現状が明らかに。
2.育休中は約7割が家事をできていたと回答。パートナーの負担を減らすために、共同して「家事を積極的に行う(約57%)」「育児を積極的に行う(約48%)」を実践していることがわかる結果に。
3.パートナーの育休時の対応に満足している項目の中で、一番高かったのが「育児」、一番低かったのが「掃除」という結果に。育休中なによりも最優先となる「育児」と比べて、毎日の家事に忙殺され後回しにしがちな「掃除」が低くなったことが考察される。
●育休中の家事成功のカギはパートナーとのコミュニケーション!?
4.家事分担について話し合う時期が早いほど育休中に「家事ができている」という回答が多い結果に。
5.2人に1人が家事分担について話し合ったことで、夫婦間のすれ違いや不満が減ったことが判明。
●周りの人には頼みづらい…育児中は家事代行サービスを利用したい人が増加
6.約半数以上が親や友人に頼りながら育児をしているものの、約7割が遠慮してしまうことがあると回答しており、「頼りたいが頼みづらい」本音が明らかに。
7.育休中に家事ができていた人の中でも、2人に1人が家事代行サービスを利用したいと回答。
【調査概要】
調査名 :育休中の家事に関する意識調査
調査方法:調査パネルによるインターネット調査
日時 :2023年2月10日(金)~2月20日(月)
調査対象:育休中もしくは育休経験がある男女
年齢 :20~40代
地域 :全国
回答数 :800人
●積極的に家事を実践していても満足度は低い?育休中のリアルな実態が明らかに!
1. 育休中もしくは育休経験のある男性の約7割が育休を取りやすい社会になってきたと感じているにも関わらず、実際はその3人に2人が1ヵ月までの短期間しか取得できてない現状が明らかに
政府の法改正により、育児休業を積極的にとれる社会的気運が高まっていますが、育休が取りやすい世の中になってきていると回答した女性が約50%に対して、男性の方が2割も高い約72%という結果になりました。その一方で、男性の約7割が1日から1ヵ月の短期間しか育児休業を取得できておらず、取りやすいと感じているにもかかわらず、実際は長期間休むことができていない現実が明らかとなりました。
2. 育休中は約7割が家事をできていたと回答。パートナーの負担を減らすために、共同して「家事を積極的に行う(約57%)」「育児を積極的に行う(約48%)」を実践していることがわかる結果に
育児休業中に家事はできている(できていた)と思いますかという質問に対して、約72%が「できていた」「ややできていた」と回答しました。この大きな要因として、パートナーの負担を減らすためにやっていたこととして、「家事を積極的に行う(約57%)」「育児を積極的に行う (約48%)」と答えた人が約2人に1人いた結果となり、育児休業中のパートナーの協力意識が高いことがわかりました。
3. パートナーの育休時の対応に満足している項目の中で、一番高かったのが「育児」、一番低かったのが「掃除」という結果に
パートナーの育休時の対応に満足していると答えた人は全体で約72%と高い数字となりました。(男性:約85%、女性:約59%)また、満足度の項目のなかで一番高かったのが「育児」、一番低かったのが「掃除」という結果に。育休中なによりも最優先となる「育児」と比べて、毎日の家事に忙殺され後回しにしがちな「掃除」に対しての満足度が低い結果になったと考えられます。
●育休中の家事成功のカギはパートナーとのコミュニケーション⁉
4. 家事分担について話し合う時期が早いほど育休中に「家事ができている」という回答が多い結果に
子どもが生まれる前後に、家事分担について話し合いを行ったことがあるかという質問に対して、約半数が話し合っていると回答しました。
また、話し合う時期が早ければ早いほど、育休中に「家事ができている」と回答する人が多い結果となりました。出産後では中々話し合う時間を確保することが難しく、時間に余裕のある出産前にコミュニケーションをとることで、家事がうまくいくことがわかりました。
5. 2人に1人が家事分担について話し合ったことで、夫婦間のすれ違いや不満が減ったことが判明
さらに、家事分担について話し合ったことがある人の中で、2人に1人が夫婦間でのすれ違いや不満に思うことが減ったと答えました。育児と家事を両立していくために、いかに夫婦間でコミュニケーションをとっていくかの重要性が顕著にあらわれた結果となりました。
●周りの人には頼みづらい…育児中は家事代行サービスを利用したい人が増加
6. 約半数以上が親や友人に頼りながら育児をしているなか、遠慮してしまうことがある人は約7割と「頼りたいけど頼みづらい」本音が明らかに
育児はパートナーとだけでなく、周りとの協力も必要となってくるなか、約53%が親や友人など第三者に頼ることがあると回答しました。その一方で、回答した人の約70%が周りに頼ることを遠慮してしまうということが判明。本当だったら頼りたいのにも関わらず、頼むことを躊躇してしまうジレンマを抱えていることがわかりました。また、家事と育児の両立のために家事代行サービスやハウスクリーニングを利用したいと回答したい人が約5割にのぼるなど、第三者に頼りたい意向が強いことがわかる結果となりました。
7. 育休中に家事ができていた人の中でも、2人に1人が家事代行サービスを利用したいと回答
家事や掃除の負担を解消してくれる家事代行サービスですが、育休中に「家事ができていた」と回答した2人に1人がサービスを利用したいと答え、「家事ができていない」と回答した人よりも希望者が多いことが判明しました。育児が大変な期間であっても、きちんと家事をこなすことが大きな負担となるため、「できていても代行して欲しい」ニーズが高いことがわかります。
【企業概要】
社名:株式会社ダスキン
所在地:大阪府吹田市豊津町1番33号
代表者:大久保 裕行
業種:サービス業
URL:https://www.duskin.jp/
【家事代行サービス「メリーメイド」とは】
米国発“お掃除のプロ”としてスタート。お客様の声にもきめ細やかに対応
ダスキンは1989年、アメリカでも有数のホームクリーニング会社メリーメイド社と提携、「お掃除おまかせサービス」をスタートさせました。家事に時間を割けない共働き夫婦や単身者の増加にいち早く目を向けると共に、ご契約中のお客様から「洗濯などの家事も代行して欲しい」「もっとフレキシブルに対応して欲しい」というお声をいただき、2000年から時間単位でさまざまな家事を請け負う「家事おてつだいサービス」を開始しました。確かな品質と豊富なメニューが高い評価を受け、サービス開始から30年間、売上が成長し続けています。(※コロナ禍の2020年度を除く)
なぜメリーメイドは家事代行サービス市場で30年間以上も支持され続けるのか
メリーメイドの新人はまず1週間の教育を受け、半年にわたるOJTで育成し、その後も月1回の勉強会で知識とスキルを磨きます。スキルアップすると現場をまとめるキャプテンになり、さらに新人を教育するトレーナーに昇進するなど組織体系も充実。社内に掃除技術を向上させ、保持する仕組みが整っています。また、メリーメイドは47都道府県全てにFC店舗を展開し、その数は773拠点(22年3月末時点)に及ぶ“地元密着型事業”。店舗の責任者が目の届く範囲で人を雇用し、研修を行っています。
ユーザーのニーズに合わせた「育休復帰応援♡プラン」「産前産後♡応援プラン」などを展開
メリーメイドでは、育児休業から復帰する方や出産直後の方など、仕事と家事・育児の両立に不安を抱えるユーザーのニーズにあわせた様々なプランを展開しています。「育休復帰応援♡プラン」では、服やおもちゃなど子どもが産まれてからどんどん物が増えて片づかなかったり、仕事に追われ平日の家事が回らないなど、仕事に復帰してからよくある悩みを抱えるユーザーにぴったりのサービスです。また「マタニティママ♡応援プラン」や「ウエルカムベイビー♡応援プラン」では、家事が思うようにはかどらない産前産後の期間、赤ちゃんのためにも家族のためにもいつでも快適なお部屋で過ごせるように、家事全般や掃除をお手伝いするサービスとして、
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