【産直アウル×南島原市】市内生産者向け無料セミナーを共催、販路拡大の第一歩に

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農林畜水産物の産直サービス「産直アウル」(運営:レッドホースコーポレーション株式会社)は2月21日(火)、長崎県南島原市内の農業者・漁業者を対象に「ネット販売はじめてセミナー」を南島原市と共催しました。

 

  •  セミナー開催の目的と背景

産直アウルは「自立自走可能な地方創生の実現」というビジョンを掲げています。今回のセミナーはこのビジョンのもと、販売チャネルを模索している生産者のサポートをしたいとの想いから企画しました。南島原市には、既に複数の産直アウル利用生産者がいたことから、利用している生産者の生の声と共にセミナーを開催できると考えオファーしました。
南島原市においても、市内の生産者が自ら販路を拡大していく機会の創出・所得拡大を目標にされている点が合致し、セミナーが実現しました。
当日は南島原市役所有家庁舎にて26名の生産者がセミナーに参加しました。
 

  •  アウルの利用生産者が登壇。ネット販売開始による、組合での出荷への好影響エピソードも

第一部では、産直EC業界の市場規模やメリット・デメリット、産直アウルの利用方法について産直アウル 平野優花が説明しました。第二部では、ネット販売する際のコツとして、出品する商品の画像や説明文についての注意点などを産直アウル 岩本千秋が紹介しました。第三部では先輩利用生産者としてハヤシダファームの林田元太氏に登壇いただき、ネット販売を経験したリアルな感想をインタビュー形式でお話しいただきました。

林田氏からは経験談の他、「農協に出す新玉ねぎは最小Sサイズまでだったが、ネット販売で小さいものが意外と多く売れたことを伝えたところ、2Sサイズまで扱ってくれるようになった。」というエピソードも紹介。新たに2Sサイズの規格が取り扱われるようになったことで、林田氏の所属する玉ねぎ部会の生産者も小さな玉ねぎまで捨てることなく出荷できるようになったそうです。
 

  •  参加者のうち8割のネット販売未経験者が今後ネット販売をはじめることに前向き

セミナー開催後に実施したアンケートでは、「今後EC販売をはじめたいと思いましたか?」という質問に参加者の8割が「はい」「検討中」と回答。「重要なことがよくわかりとても良い機会になりました!」という感想や、「なんとなくのシステムは理解していましたが、今回自社の商品をネット販売することが検討できたのでよかったです」という声がありました。また、配送についてさらにもう少し深く知りたかったという意見や他の市でもセミナーを開催してほしいという要望が届き、生産者の販路拡大に対する意欲が感じられました。
 

  •  南島原市農林課 農業戦略班 荒木 智氏のコメント

長崎県のセミナーで産直アウルを知り、良いなと思っていました。最初に話を聞いた時に手数料や配送料が業界最安水準ということで、生産者に魅力的なサービスだと思いセミナーの共催に至りました。
栽培に精一杯で販売や販路拡大までなかなか手が回らない生産者が多いですが、重要だという意識を持った方を増やし、その助けができればと思います。産直アウルなどのネット販売を通じて生産者の所得が増えることを期待しています。

  •  産直アウル 生産者チーム 岩本 千秋のコメント

この度のセミナーは、長崎県下の市町村に先駆けて、初の実施となりました。60分という短い時間でしたが、参加者様のネット販売や販路拡大に対する関心の高さを実感しました。
食材について自らの手で情報発信することや消費者へ直接届けることに慣れていない方も多いかと思いますが、目覚ましく変化する現代において、生産者様が複数の販路を自ら見つけていくことも非常に重要となります。
ネット販売で知り得た消費者の生の声が今後の生産活動に生かされ、励みになることがあります。
産直アウルでは、ご自身のペースや在庫の量に合わせて少しずつ始めてみることができますし、今回の参加者様のうち登録いただいた方のサポート体制も十分に完備しております。
安心してはじめの一歩を踏み出していただきたいと考えております。

 

  •  セミナー開催概要
セミナー名 ネット販売はじめてセミナー
日時 令和5年2月21日(火曜日)18:00~19:00
開催場所 南島原市役所有家庁舎 3階会議室
参加者数 26名
講師 レッドホースコーポレーション株式会社
産直アウル 生産者チーム 岩本千秋、平野優花
体験談 産直アウル先輩生産者
ハヤシダファーム 林田元太氏(長崎県南島原市)
内容 産直ECの現状、販売のポイント(写真の撮り方、商品説明文の書き方等)、利用生産者の体験談 など

 

  •  【農林畜水産物の産直サービス「産直アウル」】

生産者様がオンライン上で農林畜水産物を消費者に直接販売できるウェブサービス「産直アウル」は市場を通すことなく生産者様と購入者をダイレクトでつなぐ Web マーケットです。「自立自走可能な地方創生の実現」をビジョンに掲げ、生産者様が販売したい商品の内容量や値段を自由に決めることができ、“良いものを良いもの”として消費者にとどけることができる仕組み をつくることで “生産者様・地域産業者の原動力になりたい”と考えています。

■サービス概要:産直アウルは消費者と 生産者様を繋げるプラットフォーム
採れたての食材を農家・漁師自身が発送して、直接顧客に届けます。直送だからこそ格別な味や新鮮さを楽しむことができます。また、生産者様と消費者がオンライン上で自由にやり取りできる”チャット機能” や生産者様がブログ感覚で情報発信ができる“ボード機能” があることで、購入を希望する消費者は知りたいことを聞いて、疑問を解消することができます。同時に、生産者様は自身が作った農林畜水産物の良さを直接アピールでき、双方にとってWin Win の関係になっています。さらに、生産者様にとっては、産直アウルへのツール利用料も無料で、かつ、 自由に価格を設定できることで、従来の販売ルートよりも高い収益率を実現することも可能になります。

・サービス提供開始日:2019 年 12 月 23 日
・URL:https://owl-food.com/
・利用生産者様数: 3,800軒以上

  •  レッドホースコーポレーション株式会社

本社:〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-5 KOKUGIKAN FRONT BUILDING 2階
設立:1964 年 3 月
代表者:代表執行役社長 山田 健介
事業内容:地域産業支援及び活性化事業、コンシューマー事業、エデュテインメント事業(eスポーツ)
URL:https://www.redhorse.co.jp/

  •  本リリースに関する報道関係の方からのお問い合わせ先

担当:山本
e-mail:service-info@redhorse.co.jp

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