そのような状況を乗り越え、コンテナ海運で当たり前の生活を支えていくために、Ocean Network Express はシンガポールと日本における産学をはじめとするステークホルダーの架け橋となり、コンテナ海運の将来の在り方や未来を変えるテクノロジー、脱炭素化に向けた各種課題等について、一丸となって考える機会を設けます。
初めての開催となるサミットの会場は長崎の出島。鎖国時代に世界とつなぐ唯一の窓口だった、いわば日本の海運の原点ともいえる場所で、これからのコンテナ海運を考える新たな一歩がスタートします。
◎コンセプトは「ひらけ、コンテナ。」
当日は東京大学や九州大学、長崎大学など大学で「船」「海」「環境」といった分野の研究に取り組む研究者のほか、シンガポールからONEのメンバーも参加し、国際的な産学連携の機会をつくります。今後はシンガポールのステークホルダーとも連携しながら、シンガポールと日本を中心とした産学連携のプラットフォームとして、日々のくらしを支えるコンテナ海運の未来について話し合い、その可能性を業界のみならず社会に開き、ひろく世の中に役立てていくことを目指します。
・公式サイト:https://one-container.com/
◎コンテナ海運サミットvol01で取り組む「2つのテーマ」
2つのグループにて、夫々以下の2つのテーマに関して議論を深めます。
-Group A / コンテナ海運のESG を見据えた将来の在り方について
-Group B / コンテナ海運の将来を変えるテクノロジーについて
◎スペシャル出島ツアーも
当日は出島の学芸員による「スペシャル出島ツアー」も開催。当時の海運の環境や技術などをレクチャーし、これからのコンテナ海運のヒントをさぐります。
◎日本の海運の礎を築いた出島で開催
1634年江戸幕府の対外政策の一環として長崎に築造された人工島で、鎖国時代に唯一西欧に開かれていた窓口。現在は当時の街並みや館の様子が再現されている。日本の海運の歴史でも最重要といえるこの地から、コンテナ海運の新たな取り組みがスタートします。
◎Ocean Network Express Ptd.Ltd.(オーシャン ネットワーク エクスプレス)について
2017年に日本の大手海運会社である川崎汽船、商船三井、日本郵船の3社によって設立された。本店はシンガポール。2018年4月1日から定期コンテナ船ネットワークの運営をスタート。発足して5年で、超大型コンテナ船31隻を含む224隻の船隊を運航し、世界120カ国との間で130の定期航路を提供するネットワークを構築している。170万本のコンテナを使って世界規模で輸送サービスを展開し、顧客数は2万社以上、従業員は全世界で1万1000人。シンガポール本社スタッフの国籍は19カ国にのぼるグローバルカンパニー。
コンテナ海運サミット
日時:2023年3月16日(木) 11時~17時
場所:長崎県長崎市出島町6−1 出島内 旧長崎内外クラブ
参加者:30名限定(お申し込みを締め切りました)
公式webサイト:https://one-container.com/
主催:OCEAN NETWORK EXPRESS PTE LTD
協力:⾧崎市、アンカー・シップ・パートナーズ株式会社、株式会社構造計画研究所
■イベントスケジュール(予定)
10:30-10:50 開場/受付開始
11:00-11:20 オープニング
11:20-12:30 セッション1(参加者によるショートプレゼンテーション)
12:30-12:50 スペシャル出島講座
12:50-13:30 ネットワーキングランチ(GROUP A)/出島ツアー(Group B)
13:30-13:50 休憩
13:50-14:30 ネットワーキングランチ(GROUP B)/出島ツアー(Group A)
14:30-15:10 ONEによるプレゼンテーション
15:10-16:20 グループセッション (Group A/B毎)
16:20-16:30 休憩
16:30-16:40 ディスカッション内容の発表(Group A)
16:40-16:50 ディスカッション内容の発表(Group B)
16:50-17:00 クロージング
■お問い合わせ
Ocean Network Express Pte Ltd.
Corporate Communications
Email:ghq.com@one-line.com