あきた海ごみゼロプロジェクトが、秋田の小正月行事の代表でもある「アメッコ市」と、創業90周年となる大館の老舗菓子店「大正堂」と連携。CFBオリジナル商品となる「CFBあきたの海を守ろうアメッコ」を開発し、同店がアメッコ市会場にてお披露目しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
- イベント概要
・開催概要:秋田小正月行事「アメッコ市」・大館老舗菓子店「大正堂」連携 CFBアメッコのお披露目
・日程:2023年2月11日(土)12日(日)
・開催場所:大館市 アメッコ市会場 おおまちハチ公通り
・来場者数:5万9千人
・協力団体:大館市・大館市観光協会・大館アメッコ市実行委員会、大正堂、ABS秋田放送 他
- アメッコ市会場にて「CFBコラボ商品」あきたの海を守ろう枝アメ・アメッコ登場!
秋田県大館市で2年ぶりに「大館アメッコ市」が開催され、会場はアメを買い求める観光客約6万人で埋め尽くされました。400年以上の長い歴史がある「大館アメッコ市」は、大館市おおまちハチ公通りを歩行者天国にして、毎年2月第2土曜と日曜日に開催される秋田の小正月行事です。大館アメッコ市が行われる二日間、ハチ公通りにはミズキの木に小さな色とりどりのアメや短冊を飾り付けた「枝アメ」で会場内が彩られ、約70店のアメ屋などの露店が軒を連ねます。CFBコラボ商品は、秋田の小正月行事の代表でもある「アメッコ市」と、創業90周年大館の老舗菓子店「大正堂」と連携して作成されました。アメは舐めるとなくなる。ごみも、ひとりひとりの意識やごみを拾う行動でなくなり、海洋ごみ削減につながる。ごみを無くし、海洋ごみゼロへの願いを”舐めるとなくなる”アメに込めました。「あきたの海を守ろうアメッコ」は、海の青と、塩味をきかせたアメとなり、袋詰めにしたアメッコと、アメッコ市ならではの青いアメをミズキの赤い枝にくくった枝アメになっています。
- 珍しい青色のアメを求める観光客で初日で完売!会場内では清掃活動も実施しました!
2日間で約6万人が訪れたアメッコ市。会場内には珍しい青いアメと、海洋ごみゼロを目指す一言短冊が括られた枝アメを持つ人たちが目をひきました。あきたの海を守ろうアメッコを買った人は、「あきたの海を守ろうアメッコの様なキレイな青い海をいつまでも守っていきたい」、「青いアメを舐めながらごみ拾いをします」「お土産に買ってみんなに広めます」などといった声を聞くことができました。会場では、あきたの海洋ごみゼロを目指す活動のPRや、清掃活動も実施し多くの方々に海洋ごみゼロを目指す活動の啓発活動を行いました。
<団体概要>
団体名称:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容:秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接しています。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼります。最近の調査によりますと、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。本事業は、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていくものです。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成します。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/