エプソン初、「D&I Award 2022」で『ベストワークプレイス』に認定

　セイコーエプソン株式会社（以下エプソン）はこのたび、「D&I Award」において最高位の『ベストワークプレイス』に、エプソンで初めて認定されました。なお、参加企業233社（グループ連名会社547社）のうち、『ベストワークプレイス』に認定された企業は128社です。

　「D&I Award」は、株式会社JobRainbowが実施する企業のダイバーシティ＆インクルージョン（以下 D&I）の取り組みを評価する日本初の認定制度で、「D&Iに取り組む企業の後押し」「D&Iのあり方のアップデート」「D&I推進をより取り組みやすく」の3つの目的を通して、社会におけるD&Iの推進や、D&Iが当たり前の社会の実現をビジョンに掲げています。

　今回応募のあった全企業が、「ジェンダーギャップ」「LGBT」「障がい」「多文化共生」「育児・介護」の5つの要素で構成された100項目で評価・採点され、得点に応じて「ベストワークプレイス」「アドバンス」「スタンダード」「ビギナー」の4つのランクに認定されました。

　エプソンは、ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン（以下 DE&I）を、経営理念を実践するために重要なものと位置付けています。世界中の多様な人材がエプソンに集まり、全ての社員が公平な環境で偏見なく、互いの個性を尊重し合い、いきいきと働きながら、社会の一員として責任を持ち、会社とともに成長し挑戦することによって、イノベーションを起こし続けます。

　そのために、ジェンダーギャップの解消には具体的な数値目標を掲げて取り組み、LGBTQへの理解を広げる講演会などを実施しています。また、障がいのある方々にも働きやすい職場環境の整備を進めるとともに、働き方の多様化へ対応するため、育児・介護休職制度や在宅勤務制度をはじめとした人事制度改革を進めています。

●ダイバーシティ推進プロジェクト部長　根村絵美子のコメント

　ダイバーシティやインクルージョンの重要性を多くの社員が理解しともに取り組んだ結果、「D＆I Award」の『ベストワークプレイス』に認定されましたこと、大変うれしく思います。しかし、まだエプソンにとっては道半ばであり、「D&I Award」の評価指標で私たちの課題が明確に見え、今後、さらに高い目標を目指していかなければならないと思っています。そのために私たちが多様であり、その能力が最大限発揮できる企業文化の早期醸成に挑戦していきます。

＜参考＞

■エプソンのDE&Iの取り組み