小林製薬が「関西大学SDGsパートナー制度」へ登録

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小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林章浩、以下「当社」)は、関西大学(大阪府吹田市、学長:前田裕)がSDGsの取り組み推進を目的に制定する「関西大学SDGsパートナー制度」(以下「本制度」)へパートナー登録いたしました。

本制度への登録により、SDGsに関する下記取り組みの実施を両者で検討してまいります。
 

1.当社社員と学生が参加するSDGsに関するワークショップを開催

当社がSDGs社内浸透のためのワークショップとして、2020年8月より毎月開催している「サステナビリティMeetUp!」に、学生の皆さんにも参加いただくことを通じて、社員と学生がともにSDGsに関する理解を深める機会とする。

 

2. 当社製品を通じた社会課題解決への学生の参画
当社製品による社会課題解決プロジェクト(特に健康・福祉の増進)へ学生に参加いただく。学生の意見やアイデアを取り入れることで、SDGsへのさらなる貢献を目指す。

3. 学生への情報発信・人材育成支援
学生を対象に当社の取り組むSDGsについて紹介する講演会やワークショップを開催することで、学生のSDGsへの感度を高めるなど、人材育成の支援を行う。

その他、関西大学や本制度へ登録しているパートナー企業と連携し、当社が保有するSDGs貢献のノウハウを生かした取り組みや意見交換なども検討してまいります。
 

  •  登録の背景

1.Z世代の視点で自社のSDGsの取り組みを見つめ直す
SDGsの目標17番に「パートナーシップで目標を達成しよう」とあるように、企業1社で取り組めることには限りがあります。様々なステークホルダーと連携し、相互の強みを活かした取り組みが必要です。

当社では、2022年 6 月に実施した「サステナビリティ MeetUp!」において、気候変動対策を求める学生団体「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)」のメンバーとディスカッションを行い、学生の新鮮な視点に当社社員が多くの刺激を受けました。そうした経験からも、制度を通じた教育機関との連携が、学生への機会提供のみならず、企業にとってもZ世代の視点から自社のSDGsの取り組みを見つめ直す機会になると考え、今回の登録に至りました。 

2.当社新入社員のSDGs認知度が初めて100%に
当社では2020年度より毎年新入社員研修において「ESG経営研修」を実施し、実施後にアンケート調査を行っています。その中で2022年度入社の社員におけるSDGs認知度が初めて100%になる※など、Z世代のサステナビリティ・SDGsへの関心の高まりを改めて実感したことも背景の一つにありました。

当社新入社員へのアンケート調査(SDGs認知度)※
 

※出典:弊社調査(2022年4月/N=57)

 

  • 「関西大学SDGsパートナー制度」とは?

関西大学が2021年4月に制定した、産官学連携のプラットフォーム。相互の人的・知的資源の交流と物的資源の活用により、SDGsの取り組みについて一層の推進を図ることを目的としています。

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