MINDSCAPES TOKYO WEEK 〜アートと文化的な視点から考えるメンタルヘルスとは? 〜オープニングセッション2月20日開催 @ YAU STUDIO, 有楽町

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2月20日(月)19:00より『MINDSCAPES TOKYO WEEK』のエントランスとして 《MTW オープニングセッション》を開催します。このイベントでは、当プロジェクトの共同主催者〈ウェルカム・トラスト〉のアンテーア・ロンゴ氏によるプレゼンテーション、マインドスケープス東京統括アーティスト菊池宏子氏による〈マインドスケープス東京〉についての概説、そして、UI都市調査プロジェクトのメンバーによる調査結果発表ツアーなどを予定しています。

 

MINDSCAPES TOKYOMINDSCAPES TOKYO

  • 《MINDSCAPES TOKYO WEEK オープニングセッション》主な内容

英国から来日する、ウェルカム・トラストの文化間パートナーシップ推進(Cultural Partnerships) 担当であり、MINDSCAPESのプロジェクト責任者(Project Officer)でもある、アンテーア・ロンゴ(Anthea Longo)氏による、マインドスケープス・プロジェクトの意義を識るために必要なコンテクスト、バックグラウンドについてのプレゼンテーションが行われます。加えて、UI都市調査プロジェクトの報告、MINDSCAPES TOKYO WEEKの概要説明などが行われます。このセッションを皮切りに計9日間様々なイベントが、MINDSCAPES TOKYO WEEKで実施されます。この世界的な試みに触れるために、ぜひ、皆様のご来場をお待ちしております。
 

宇川直宏氏主催のS/U/P/E/R DOMMUNE
2月21日(火)21:30より、宇川直宏氏主催のS/U/P/E/R DOMMUNEにて、MINDSCAPES TOKYO WEEKの開催を記念したスペシャル・トークショーを実施します。テーマ は、アートと文化的な視点から考えるメンタルヘルスです。
MINDSCAPES TOKYO WEEK本編とは異なる、S/U/P/E/R DOMMUNEでしか有り得ない視点から、アート/文化とメンタルヘルスの関係を探究します。MINDSCAPES TOKYOのプロジェクト統括アーティストである菊池宏子氏を中心に、宇川直宏氏、スペシャル・ゲストが繰り広げるセッションをお楽しみください。

『MINDSCAPES TOKYO WEEK』プログラム
2月20日から2月28日までの9日間にわたりMINDSCAPES TOKYOが主催する 『MINDSCAPES TOKYO WEEK』は、〈UI都市調査プロジェクト〉〈コンビーニング〉の活動報告、〈雑感/ZATTKAN〉〈サロンZ〉などの交流イベントからなるプログラムです。

  • UI都市調査プロジェクト

都市におけるメンタルヘルスのあり方について、アーティストとユースの視点や発想、アプローチから実験的な共同調査に挑むアートプロジェクトです。3組の調査チームの調査結果をオープンスタジオ形式で発表します。つくり込まれた展示スペースではなく、活動の経緯など制作風景の断片を体験していただける空間です。期間中にはアーティストやユース調査員として携わったユースとの対話の機会や参加型のプログラムも実施します。
①映像×メンタルヘルス:フツウってなに? リード調査員:上野千蔵 (うえの せんぞう)
”ふつうってなんだろう?” (映像上映 約24分) この問いから出発し、リード調査員である映像作家・上野千蔵とユース調査員は、さまざまな対話と実験 を重ね、映像作品として調査の過程を表しています。
②日本建築×メンタルヘルス:究極の「寝床」をつくる リード調査員:林敬庸(はやし たかつね)
「究極の寝床」とは何なのか?”を調査すべく、リード調査員である大工・林敬庸とユース調査員は、実際 に東京の街を歩き回り、対話をし、各自のアイディアから寝床の模型、さらにVR空間での究極の寝床、 小冊子『究極の寝床論』を制作しました。日本建築の木組み技法を使い、究極の寝床も造作・展示します。
③食×メンタルヘルス:”こころを扱う場”を求めて リード調査員:yoyo. (よーよー)
日本の都市に潜む、心を扱う場所や時間の欠如。「みそしる点前」は、リード調査員である料理人の yoyo.とユース調査員が調査を通じてつくりあげた、自分の心を整えるための作法です。

  • コンビーニング

マインドスケープスの趣旨・目的に賛同する様々なバックグラウンドを持つ参加メンバーと共に、アート/文化の視点からメンタルヘルスについて対話を重ね、学び合うことを目的とした対話集会です。
①ルーム雑感
ルーム雑感は、マインドスケープス東京の活動アーカイブの鑑賞と来場者にご参加いただき「メンタルヘルス」について考えていただくエリアです。
②アーカイブス
マインドスケープス東京の写真・映像記録を担当した西野正将 (美術家・映像ディレクター)による活動 アーカイブがご覧いただけます。対話集会コンビーニングでの活動記録、そしてUI都市調査プロジェクトでは、西野が率いる記録映像チームに参加したユース4名が撮影した映像を用いて制作しています。
③コミュニティ・テーブル
マインドスケープス東京の関連団体についてご紹介します。是非とも手にとってご覧ください。

  • イベント開催概要

会期:2023年2月20日(月)~ 28日(火) *休館日なし
時間:12:00 ~ 19:00(19:00以降プログラムあり)
会場:YAU STUDIO
所在地:東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル10F(MAP)
入場料:無料
参加方法:事前申込制(https://mindscapestokyo.peatix.com
問合せ:https://www.invisible.tokyo/contact
主催:ウェルカム・トラスト、NPO法人インビジブル
会場協力::有楽町アートアーバニズム YAU
構成:【コンビーニング】企画協力:森美術館、一般財団法人小峰研究所
【UI都市調査プロジェクト】企画協力:学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校、東京ガレージ、塩野香料株式会社、株式会社キチベエ
機材協力:富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

  • MINDSCAPES TOKYO|マインドスケープス東京

ウェルカム・トラストが主催する〈MINDSCAPES〉は、メンタルヘルスを理解するあり方やそれらの語り方、メンタルヘルスに関わる問題の対処の仕方等について、今までとは異なった方法を見つけだすことを目的とした国際的な文化プログラムであり、ベルリン、ニューヨーク、ベンガルール、東京の4都市を中心に展覧会やワークショップ等さまざまなイベントが企画されています。
https://www.invisible.tokyo/news/mtw-event

  • 主催

Wellcome Trust | ウェルカム・トラスト
誰もが直面する緊急の健康課題の解決を目指す英国拠点の公益信託団体で、世界で2番目の規模を誇ります。生命、健康、ウェルビーイングに関する先進的な研究を支援し、メンタルヘルス、気候変動、感染症という3つの世界的な健康課題に取り組んでいます。
https://wellcome.org

NPO法人インビジブル
「invisible to visible(見えないものを可視化する)」をコンセプトに、アート、文化、クリエイティブの力を活用した地域再生、コミュニティ開発、教育など領域を横断したプロジェクトに取組んでいます。  2015年の設立時より、時代や状況に合ったカタチで、持続可能な豊かな社会を創ることを目指し国内各地で活動を展開してきました。インビジブルは、ウェルカム・トラストとの共同主催者として、MINDSCAPES(マインド・スケープス)の一環である「コンビーニング」と「UI都市調査プロジェクト」の両事業の企画運営を担っています。
https://www.invisible.tokyo

  • 会場協力

有楽町アートアーバニズム YAU
「有楽町アートアーバニズム YAU」は、有楽町ビル10階にある約1200㎡のスタジオを拠点に、映像・写真などのメディアアートからパフォーミングアーツまで、幅広いアーティストの活動を街に呼び込み、ワーカーとの交流を誘発する実証プログラムです。2022年2月から活動を開始し、約28万人が働くビジネス街、大手町・丸の内・有楽町地区にどのような変化やイノベーションを起こせるか検証を行いながら、 共創的なコミュニティを育んでいます。アートアーバニズムとは、「アート」という共感的で感性的な価値創造のアプローチが都市生活様式に共存すること。都市の “作り手” と “暮し手” の境界を越えた相互活動を引き起こす、探求・実践の取り組みです。
https://arturbanism.jp
 

 

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