■調査結果
【景況感・社会への関与】
「現在、景気が良いと感じる」割合は、経済成長の著しいインドが76%と群を抜いて高い。「社会をよりよくするために、社会課題の解決に関与していきたい」は、タイが81%、インドが80%と高い。日本は、景況感、社会関与ともに6か国の中で最低値。<図1>
【10年後の自国と自分の生活】
「10年後の国の状態は、今より良くなっている」は、インド84%、中国82%、タイ73%が高い。「10年後の自分の生活は、今より良くなっている」についても、インド87%、タイ83%、中国78%と高く、このアジア3か国の将来への展望は明るい見通しであった。一方、日本は、国、自分の生活ともに”今より良くなっていると思わない割合”が高く、将来の見通しは明るくないといえる。日本に次いで国、自分の生活ともに”思わない割合”が高いのはドイツであった。<図2>
【生活に求めること】
生活に求めることを26項目で聴取した。1位に「幸福な生活」があがった国は、タイ、インド、アメリカ、中国。ドイツは1位が「自由な生活」であり、僅差で2位に「幸福な生活」がついている。日本は5割を超えるものはなく、1位「安定した生活」2位「落ち着いた生活」3位「のんびりした生活」が上位と、平穏無事な生活を望む意識が強く、他の5か国とは一線を画す。また、インドは2位に「成長した生活」があがっており、上昇志向がうかがえる。<図3>
【1か月あたりの支出割合】
5分野について1か月あたりのおおよその支出金額を確認し構成比を算出した。「住まい」に最も支出をしている国は、ドイツとアメリカで4割台、次いで日本が3割。日本は「食生活」の割合が最も高く小差で「住まい」が続く。「生活コスト(住まい+食生活)」の支出割合が6割を超えるのは、ドイツ、日本、アメリカの3か国であった。<図4>
■レポート項目一覧
□ 属性設問(性別/年代/職業/同居家族)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果詳細
□ 一か月あたりの支出割合
□ 生活における満足度(食生活/衣服/交際/趣味)
□ 生活における注力度(食生活/衣服/交際/趣味)
□ 生活への支出意向(食生活/衣服/交際/趣味)
□ 生活に求めること
□ 結婚観・家族観
□ 環境意識
□ 社会意識・景況感
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/global/20230216global/
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 日本、中国、タイ、インド、アメリカ、ドイツ
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2022年12月16日(金)~12月26日(月)
有効回答数 : 本調査 各国500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社クロス・マーケティング
広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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