本日、Call for Code( https://callforcode.org/ ) 創設団体のDavid Clark Cause( https://www.davidclarkcause.com/ )と設立パートナーのIBM、慈善パートナーの国連人権委員会( https://www.ohchr.org/en/ohchr_homepage )、プログラム関連団体のLinux Foundation( https://www.linuxfoundation.org/ )は、AIを活用した気候変動対策に役立つサステナビリティーに取り組むプロジェクトを促進するプログラム「2023 Call for Code」を開始しました。今年のCall for Codeでは、世界中の開発者、学生、スタートアップ企業が、資源管理の改善、汚染の低減、生物多様性の保持など、持続可能性の加速に役立つソリューションの構築に挑戦します。
今年のCall for Code Global Challengeは、より多くの開発者が参加できるよう、1年に1回のチャレンジから、2023年を通じての「チャレンジ・ラウンド」に移行します。参加意向のあるチームは、3月1日から4月7日まで開催される第1ラウンドに登録( https://developer.ibm.com/callforcode/global-challenge/ )することができ、各チャレンジ・ラウンドで総額140万米ドルの賞金からの賞金獲得を目指します。優勝チームは、1年間に複数回開催されるチャレンジ・ラウンドで、3,000米ドルから10,000米ドルの賞金を受け取ることができます。開発者、大学生、スタートアップの各カテゴリーからそれぞれ1つの優勝チームは、過去12以上のCall for Codeプロジェクトをオープンソース化したLinux Foundationからのオープンソース支援を含め、年末に5万米ドルを獲得する資格が得られます。
“Call for Code “は、2018年の開始以来、世界中の開発者に、世界の最も差し迫った課題の解決に自分たちのスキルをどのように活用できるかを創造的に考えるためのグローバルな行動喚起の場となっています。Call for Codeの創設者兼CEOであるデビッド・クラーク(David Clark)氏は、「新しいCall for Code Global Challengeの形式は、オープンソースのAI技術を使ったインパクトにより、さらに多くの開発者の力添えになると確信しています」と述べています。
Call for Codeは、Red Hat OpenShift( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/openshift )、IBM Cloud( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud )、IBM Watson Assistant( https://www.ibm.com/jp-ja/products/watson-assistant )を含むIBMの組み込み型AIポートフォリオなどのオープンソースを利用したAIおよびクラウド技術のスキルを参加者が習得することを支援します。構築するソリューションは、以下のサステナビリティーの課題のうち、1つ以上に取り組む必要があります。
- 排出される炭素の測定や分析、または行動の意思決定についての能力向上
- 水不足や水質問題への対応
- サプライチェーンの透明性とトレーサビリティーの向上により、サステナビリティーに対する課題を迅速かつ正確に可視化
すべてのサステナビリティーについてのテーマは、こちら( https://developer.ibm.com/callforcode/global-challenge/ )でご覧いただけます。
「Call for Codeは、IBMのオープンなハイブリッドクラウドとAI技術を活用して新しいスキルの習得と課題を解決する実践的な機会を開発者に提供します」とIBMエコシステムのゼネラル・マネージャー、ケイト・ウーリー(Kate Woolley)は述べています。「また、長年にわたるIBMビジネス・パートナーのエコシステムによるCall for Codeへの参画は、自然災害後の接続性の改善から、安全な水の状態の効率的な監視、食品廃棄物の削減まで、現実世界の課題に取り組む上でエコシステムがもたらす影響を実証しています。サステナビリティーを加速させるため、今年、コミュニティーがどのようなソリューションを生み出すか期待しています」
Call for Code for Startups( https://developer.ibm.com/callforcode/startups/ )は、新興企業、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、ベンチャーキャピタル(VC)を、新しいビジネス・チャンスに関わる企業と結びつけるプログラムです。参加するスタートアップ企業やISVは、各企業が選択した特定のサステナビリティーの要件に対応するため、IBMのAI技術を活用したソリューションを構築します。興味のある参加者は、こちら( https://developer.ibm.com/callforcode/startups/ )から参加方法をご確認ください。
Call for Code Global Challengeについて
開発者は人々の生活に変革をもたらし、ほぼすべての人・物との関わり方を根本的に変えています。 開発者は、人々の課題に可能性を見いだします。そうした理由から、David Clark CauseのCEOであるデビッド・クラーク(David Clark)氏は、2018年にCall for Codeを創設し、設立パートナーのIBMやグローバル・パートナーの国連人権委員会と共同でその活動を開始しました。2022年のCall for Codeは、気候への取り組みを推進する世界最大の官民イニシアチブであるRight Here, Right Now Global Climate Allianceの優先イノベーション・プラットフォームとして選定されました。
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IBM、IBMロゴ、ibm.com、IBM Cloud、IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
Red HatおよびOpenShiftは米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。
当報道資料は、2023年2月13日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://www.davidclarkcause.com/my-post