メタサーフェスの原理・特徴、作製方法と応用について解説、AMC基板の小型化と、小形・薄形のアンテナの技術、カバレッジの課題について、又実用化した音響メタマテリアルについて紹介!
本講座は、2023年02月28日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=11618
- Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:Beyond5G/6G ・ミリ波対応に向けたメタマテリアル・メタサーフェスの技術開発動向と応用展開
開催日時:02月28日(火) 11:00-16:45
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=11618
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
- セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 メタマテリアル・メタサーフェスの基礎と応用展開
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講師 東京農工大学 大学院 工学研究院 先端機械システム部門工学府 機械システム工学専攻 准教授 博士(工学) 岩見 健太郎 氏
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第2部 メタマテリアル技術を応用した小形アンテナの開発と今後の展望
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講師 京セラ(株) 研究開発本部 AKプロジェクト 内村 弘志 氏
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第3部 反射板を用いたモバイルカバレッジ拡張への取組み
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講師 (株)KDDI総合研究所 電波・周波数グループ 博士(工学) 松野 宏己 氏
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第4部 金属微粒子を用いたメタマテリアル・メタサーフェスの開発
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講師納谷ラボ 代表、慶應義塾大学 特任研究員、フリーサイエンティスト/ひかりがたりすと 博士(工学) 納谷 昌之 氏
- 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
人工磁気導体の原理、人工磁気導体の小型化技術、小形アンテナの設計技術、コーナーショート平面アンテナの設計技術
・ミリ波の特徴と反射板によるカバレッジ改善効果
・電波の反射方向を制御する世界初の液晶反射板
- 本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
- 株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
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弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
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- 本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
- 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
第1部 メタマテリアル・メタサーフェスの基礎と応用展開
【講演主旨】
自然界にない光学特性を示す人工物質であるメタマテリアルは、製作の困難さから光の波長における製作例は少ない。一方リソグラフィ技術の進展によって、平面的な金属構造を容易に製作することが可能となった。特に金属ナノ構造で生じるプラズモン共鳴などの応答を自在に制御することで、極薄の光学素子を形成する研究が近年進展している。この分野はメタサーフェスと呼ばれ、メタマテリアルの中でも特に実用化に近い分野として期待されている。
本セミナーでは、メタサーフェスの原理・特徴、作製方法と応用について述べる。
【プログラム】
1.メタマテリアルの基礎
1.1 メタマテリアルとは
1.1.1 物質の電磁場応答
1.1.2 誘電率と透磁率
1.1.3 負の屈折率と左手系物質
1.1.4 なぜ自然界に負の屈折率はないのか
1.1.5 メタマテリアルの歴史
1.2 メタマテリアルの応用と作成方法
1.2.1 スーパーレンズ
1.2.2 光クローキング
1.2.3 マイクロ波メタマテリアルの作成方法
1.2.4 可視メタマテリアルの作成方法
2.メタマテリアルからメタサーフェスへ
2.1 メタサーフェスの基礎と特徴的な光応答
2.1.1 ナノホール配列と異常透過
2.1.2 ナノスリットアレイの光透過
2.1.3 ナノ粒子・ナノロッドの光応答
2.1.4 プラズモニックナノアンテナ
2.1.5 プラズモン共鳴とアンテナ共鳴はどう違うか
2.1.6 電磁誘起透明化2.1.7 Mie 共振器
2.2 メタサーフェスの設計・製作法
2.2.1 電磁場シミュレーショ(FDTD,RCWA,COMSOL)
2.2.2 リソグラフィとリフトオフ
2.2.3 トップダウン加工法
2.2.4 ボトムアップ加工法
3.メタサーフェスの応用
3.1 メタサーフェス光学素子
3.1.1 レンズ
3.1.2 プラズモン収束レンズ
3.1.3 偏光子と逆偏光透過
3.1.4 光アイソレータ
3.1.5 位相子・波長板
3.1.6 ベクトルビーム生成
3.1.7 ホログラフィ
3.1.8 カーペットクローキング
3.1.9 熱輻射制御
3.2 可変メタサーフェス
3.2.1 透過強度変調
3.2.2 カラーフィルタ
3.2.3 可変レンズ
3.2.4 位相変調器
3.2.5 キラリティ変調
4.まとめと今後の展望
【質疑応答】
第2部 メタマテリアル技術を応用した小形アンテナの開発と今後の展望
【講演主旨】
IoT(Internet of Things)センサーモジュールには小形かつ自由な設置場所が求められますが、金属表面ではアンテナ特性が劣化する問題点があります。そこで、メタマテリアルの1種である人工磁気導体(AMC:Artificial Magnetic Conductor)に着目しました。本セミナーでは、AMC基板の小型化と、そこから派生した金属上でも特性が低下しない小形・薄形のアンテナ(Amcenna) の技術についてストーリー形式で紹介します。また、Amcennaの弱点を改善した、高機能なコーナーショート平面アンテナについても紹介します。
【プログラム】
0.自己紹介
1.人工磁気導体(AMC)とは
2.IoTセンサーモジュールの開発目標と問題点
3.単位セルの小型化
4.数セルAMC+アンテナのシミュレーション
5.数セルAMCの特性
6.神様からのプレゼント
7.電気壁付AMC
8.Amcennaの誕生
9.Amcennaの特徴
10.コーナーショート平面アンテナ
11.まとめと今後の展開
【質疑応答】
第3部 反射板を用いたモバイルカバレッジ拡張への取組み
【講演主旨】
第5世代移動通信システム(5G)や次世代移動通信システム(Beyond 5G/6G)では、高速・大容量通信を実現するためにミリ波などの高い周波数の電波が使われます。電波は周波数が高くなると直進性が高くなり、ビルなどの遮蔽によって基地局の電波が届きにくい場所(カバレッジホール)が生じやすい問題があります。この対策として、反射板を使ってカバレッジホールに電波を届ける取り組みが注目されています。
本講座では、KDDIにおける反射板を使ったカバレッジホール対策の取り組みを紹介します。特に、設置が目立たない『透明メタサーフェス反射板』や、電波の反射を制御する『液晶メタサーフェス反射板』について紹介するとともに、Beyond 5G/6G に向けたカバレッジの課題について紹介します。
【プログラム】
●KDDIの5Gとミリ波の展開
●高周波無線のカバレッジ対策
●透明メタサーフェス反射板の開発
●反射方向を電気的に変えられる液晶メタサーフェス反射板
●Beyond 5G/6G に向けたカバレッジの課題
【質疑応答】
第4部 金属微粒子を用いたメタマテリアル・メタサーフェスの開発
【講演主旨】
メタマテリアル・メタサーフェスは、従来の材料や構造では不可能と考えられていた物理特性を人工的微細構造によって実現する技術であり、その産業的価値は極めて大きい。本講演では、メタマテリアル・メタサーフェスの原理的な観点からその可能性、産業的価値を見通すとともに、可視・近赤外領域における光制御のために開発したメタサーフェスの実例を示す。そして、その根本原理を用いて光から音に展開し、実用化した音響メタマテリアルについて紹介を行う。
【プログラム】
1.メタマテリアル・メタサーフェスとは
2.メタマテリアルの産業的意義
3.ランダム分散メタマテリアルによる可視〜赤外制御光メタマテリアル
4.音響メタマテリアルへの展開
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上