石灰石が主原料の「LIMEX Sheet」ラベル 全国に先駆けタカヨシで拡販開始

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株式会社タカヨシ(本社:新潟県新潟市、代表取締役:高橋佑、以下タカヨシ)は、
株式会社TBM(以下TBM)が開発する石灰石を主原料とする新素材「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」を使用したラベル製品を8月中旬より全国に先駆けて販売いたします。

一般的な合成紙ラベルや紙製ラベルと比較し、「LIMEX Sheet」ラベルは焼却時のCO₂を含む温室効果ガス排出量と石油由来プラスチック使用量や製造時の水使用量を大幅に削減。
タカヨシでは「LIMEX Partner」として、コスト面や品質に考慮した提供を開始いたします。


【世界的な水・資源・エネルギーの枯渇問題】

世界的な人口増加と経済成長に伴う環境問題は年々深刻化しており、2030年までに不足する資源の量は約80億t、
2050年までに高い水リスクに陥る世界人口は51%と言われています。
SDGsをはじめ日本でもプラスチック資源循環促進法(プラ新法)が今年4月に施行され、
2030年までにバイオマスプラスチックを200万t導入という指標も掲げられています。

こうした情勢を受け、タカヨシではプラスチック・紙の代替品として「LIMEX」の取扱いを開始。主力であるラベル製品を中心とした販売を実施いたします。

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【「LIMEX」 および 「LIMEX Sheet」の概要】

「LIMEX」 とは、TBMが開発する炭酸カルシウム等の無機物を 50%以上含む無機フィラー分散系の複合素材です。石油由来のプラスチックと比較し、原材料調達の工程におけるCO₂の排出量を大幅に抑え、焼却時においても約58%削減が可能。
石灰石を主原料としたプラスチック・紙の代替となる環境配慮型素材として、プラスチック・紙に次ぐ第3の素材を目指して普及が進んでいます。

「LIMEX Sheet」とは、様々な加工や印刷方式に対応するシート状の「LIMEX」素材。
プラスチック・紙の代替として飲食店のメニュー表やパッケージ・冊子等に使用が可能です。従来の印刷用紙と同じように、様々な厚さのラインナップも揃えており、今回は粘着ラベル用として、最も薄い80μmグレードを用いた基材をTBMにて開発し、タカヨシで印刷テストを実施。
表側の面に印刷可能なインク受理層が塗工され、裏面には粘着剤塗工が可能となっています。

【「LIMEX」の特徴・環境へのメリット】

プラスチック代替品として
●石油資源の使用量を削減
●温室効果ガスの排出量を削減

紙代替品として
●水資源の使用量を約97%削減
●プラ代替用途へのリサイクルが可能

【「LIMEX Sheet」80μmの粘着ラベル用基材のテスト印刷を実施】

新潟市のタカヨシ本社工場にて「LIMEX Sheet」80μmの粘着ラベル用基材の開発に向けたテスト印刷を今年4月に実施。TBMの立ち合いのもと発色等品質チェックを行い開発に協力しました。

「LIMEX Sheet」80μmの粘着ラベル用基材は、ラベル用途として一般的に用いられる PP(ポリプロピレン)や PET(ポリエチレンテフタレート)シート等の合成紙と比較し、CO₂ を含む温室効果ガス排出量と石油由来プラスチック使用量を削減することができます。

 

 

 

テストラベルの印刷テストラベルの印刷

 

タカヨシ印刷オペレーターとTBMによる品質確認の様子タカヨシ印刷オペレーターとTBMによる品質確認の様子

【ラベル製品を中心に全国に先駆けてタカヨシで拡販開始】

タカヨシは新潟県をはじめ、全国に先駆けて今年8月中旬より「LIMEX Sheet」を使用したラベル製品及び各種印刷物の販売を開始します。サンプル配布及びご案内は7月より順次実施いたします。

高価なイメージのある環境配慮型素材ですが、タカヨシでは一般的な合成紙と同等の価格での提供を実施。 自社にラベル印刷機を豊富に保有しており、納期や仕様調整等の柔軟な対応も可能です。
販売にあたってはTBMと初年度の売上目標も掲げ、「LIMEX Partner」として拡販を行ってまいります。

 

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