北海道大樹町舞台のロケット開発スマホ漫画 晴天のデルタブイ|2月7日よりLINEマンガとebookjapanにて独占配信開始

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北海道大樹町(町長:酒森正人 以下、大樹町)と、アジア初となる民間に開かれた商業宇宙港(*1)「北海道スペースポート(以下、HOSPO)」を運営するSPACE COTAN株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長兼CEO:小田切義憲 以下、SPACE COTAN)は、大樹町を舞台としたロケット開発のスマホ漫画「晴天のデルタブイ」の配信が2023年2月7日(火)に開始されたことをお知らせいたします。LINEマンガとebookjapanにて独占配信されています。
*1:自社調べ。2021年4月アジアにおける商業宇宙港を調査

大樹町とSPACE COTANは晴天のデルタブイの制作に協力。同町でロケット開発を行う民間ロケットスタートアップ「インターステラテクノロジズ株式会社(本社:大樹町、代表取締役社長:稲川貴大 以下、IST)」監修のもと、制作されました。
大樹町とSPACE COTANは、引き続き北海道に航空宇宙関連産業が集まる「宇宙版シリコンバレー」創出に向けて、多くの企業や団体の皆様と宇宙関連の魅力的なコンテンツを共創し、宇宙を身近に感じていただくことを通して、宇宙産業の発展と地域活性化に貢献します。
2023年2月8日(水)にはTwitter上で声優ランズベリー・アーサー氏、かっぴー氏(原作)、フウワイ氏(ネーム)による配信記念スペースを開催予定ですので、お気軽にご視聴ください。

未踏への挑戦 リアルロケット開発群像劇!
晴天のデルタブイ あらすじ
ロケットの街、北海道大樹町。大学生の天野天は就職活動終了を間近に控え、幼い頃からのロケットへの憧れを諦めかけていた。大学生活最後のペットボトルロケット打ち上げの日、ある男との出会いが天の運命を大きく変えていく。これは、実話に基づく物語である。
LINEマンガURL:https://u.lin.ee/7FsFDVL/qtpo
ebookjapan:アプリにて配信中
作品HP:https://deltav.jp/

プロジェクト概要
この漫画制作プロジェクトは宇宙産業やロケット開発事業の理解や認知を広げ、日本の宇宙産業を盛り上げようと2022年3月にスタートしました。晴天のデルタブイは、INCLUSIVE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:藤田 誠 以下、INCLUSIVE)とデジタルコミックエージェンシーの株式会社ナンバーナイン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小林 琢磨 以下、ナンバーナイン)が協業体制を組み、WEBTOON(縦読みフルカラー漫画)制作スタジオ「Studio No.9」で企画したWEBTOONの第二弾です。「左ききのエレン」作者のかっぴー氏が原作を担当しています。

制作プロジェクトチーム (敬称略)
原作:かっぴー、ネーム:フウワイ、線画:かもとも、着色:ししゃも、背景:スタジオアッツー、
制作:INCLUSIVE株式会社、株式会社ナンバーナイン、監修:インターステラテクノロジズ株式会社、
協力:北海道大樹町、SPACE COTAN株式会社

関係者コメント
原作者・かっぴー氏

正直WEBTOONで「お仕事もの」がウケるのか不安でしたが、大勢のプロフェッショナルが関わるWEBTOONだからこそ、ロケット制作の熱量が伝えられるのかもしれないと思いました。私達のロケットが多くの人に届くことを祈っています。

ネーム担当者・フウワイ氏

2022年4月、実際にインターステラテクノロジズ社を取材させていただいた感想が「すでに漫画のような話だ」でした。 情熱・成長・失敗と成功……熱いドラマが確かな会社の歴史として存在し、それをかっぴーさんが物語として昇華させた原作のプロットを読んだ時、ネーム担当としてこの企画に携われることを誇りに思いました。大いなる夢に挑む天たちの挑戦を見届けていただけますと幸いです。

INCLUSIVE株式会社 代表取締役社長 藤田 誠
インターステラテクノロジズの皆さんが大樹町から宇宙を目指すその情熱に心を打たれ、たくさんの人に知ってもらいたいという想いからこのプロジェクトは始まりました。この熱い物語を通して、新しい日本のものづくりを感じてください!

株式会社ナンバーナイン 代表取締役社長 小林 琢磨
大好きな「左ききのエレン」の作者であるかっぴーさんが原作を務めるロケット開発WEBTOON「晴天のデルタブイ」がついにスタートしました! なかなか知られてこなかったロケット開発の裏側をインターステラテクノロジズ、北海道大樹町、SPACE COTAN全面バックアップで制作しました! 今までにはなかったリアルなロケット開発群像劇をぜひご覧ください!

インターステラテクノロジズ株式会社 代表取締役社長 稲川 貴大
これまでエンターテイメントとしての宇宙といえばSFが主流だったと思います。これは多くの人に夢を与えて、現実の宇宙開発を進めたという大きな意味があったと思います。一方で、今後ますますリアルな産業としての宇宙産業が出てくるのが現在地点です。ロケット開発の現場のチャレンジングでエキサイティングな環境を多くの人に楽しみながら知ってもらえるとうれしいです。

SPACE COTAN株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 小田切 義憲
これからの漫画のトレンドとなるWEBTOONの題材に、大樹町の宇宙の取り組みを取り上げていただき、感謝しております。この漫画の読者が広がっていくことで、北海道、十勝地方、大樹町の宇宙のまちづくりに関心を持つ方が増え、応援してくださる輪が広がることを期待しています。

配信開始を記念したTwitterスペースを開催!
2月8日(水)にTwitter上で人気声優や原作者を交えた配信記念スペースを開催予定です。お気軽にご視聴ください。
日時:2023年2月8日(水)20時〜21時
ゲストスピーカー:ランズベリー・アーサー、かっぴー、フウワイ(敬称略)
司会:井田 峻平(ナンバーナイン「晴天のデルタブイ」編集者) 、遠藤 寛之(ナンバーナイン WEBTOON編集者)

会社・団体概要
INCLUSIVE株式会社

代表者 :代表取締役社長 藤田 誠(ふじた まこと)
所在地 :東京都港区南青山5-10-2 第2九曜ビル3F
事業概要:「DXと企画の力で新しい価値を生み出す。」をビジョンに掲げ、メディア企業を中心とした事業会社や、クリエイターのDXを推進する「事業開発会社」です。広告関連事業に加え、個人課金事業やメディア関連サービスのSaaS、地域創生関連サービスを展開しています。直近ではさらなる新規事業の取り組みとして、衛星を活用してあらゆる産業を効率化する「SX」(スペーストランスフォーメーション)を推進しています。
Website:https://www.inclusive.co.jp/

株式会社 ナンバーナイン
代表者 :代表取締役社長 小林 琢磨(こばやし たくま)
所在地 :東京都品川区東五反田2丁目5番9号 島津山PREX 6階
事業概要:2016年11月に創業した、「すべての漫画を、すべての人に。」をMissionに掲げるデジタルコミックエージェンシー。デジタル配信サービス「ナンバーナイン」や確定申告代行サービス「no9tax」、WEBTOONの編集企画など、デジタル領域で活躍する漫画家さんが活動の幅を広げるためにさまざまな事業でサポートを行っています。
Website: https://corp.no9.co.jp/

インターステラテクノロジズ株式会社
代表者 :代表取締役 稲川 貴大(いながわ たかひろ)
所在地 :北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7
事業概要:低価格で便利な宇宙輸送サービスを提供することで、誰もが宇宙に手が届く未来の実現を目指すスタートアップ企業です。北海道大樹町に本社を置き、東京支社と福島支社、室蘭技術研究所(室蘭工業大学内)の4拠点で開発を進めています。観測ロケットMOMOでこれまでに計3回、国内民間企業単独として初めて且つ唯一の宇宙空間到達を達成、次世代機となる超小型人工衛星打上げロケットZEROの開発を本格化させています。人工衛星開発の100%子会社Our Starsも設立し、国内初のロケット×人工衛星の垂直統合サービスを目指しています。
Website:https://www.istellartech.com/

北海道大樹町
代表者 :町長 酒森 正人(さかもり まさと)
所在地 :北海道広尾郡大樹町東本通33番地
事業概要:人口5,400人の第一次産業が中心の町です。昭和59年の北海道大規模航空宇宙産業基地構想で航空宇宙基地の適地とされ、以降40年にわたり宇宙のまちづくりを推進しています。令和4年度に小型人工衛星打上げ用ロケットの発射場「Launch Complex-1(LC-1)」の建設に着手し、北海道スペースポートを核とした宇宙版シリコンバレーの形成を目指しています。
Website:https://www.town.taiki.hokkaido.jp/

SPACE COTAN株式会社
代表者 :代表取締役社長兼CEO 小田切 義憲(おだぎり よしのり)
所在地 :北海道広尾郡大樹町字芽武183番地
事業概要:大樹町からの委任に基づくHOSPOプロジェクトの推進業務全般(スペースポートの管理運営、整備資金調達支援、射場の設計、国の認定取得、国内外の顧客開拓、PR活動等)のほか、宇宙産業活性化に向けた自主事業等を行っています。
Website:https://www.town.taiki.hokkaido.jp/

宇宙版シリコンバレーのイメージ図宇宙版シリコンバレーのイメージ図

北海道スペースポート(HOSPO)
HOSPOは2021年4月、大樹町にて本格稼働したアジア初の民間にひらかれた商業宇宙港です。大樹町はロケットを打上げる東、南方向に海が広がっており、広大な土地による拡張性の高さや、晴天率の高さなど、世界トップクラスの宇宙港に適した地の利があります。国内の内之浦・種子島につぐ第3のロケット発射場として打上げ実績を持ち、これまでに民間企業のロケットが3回宇宙空間に到達しています。
現在、人工衛星搭載用ロケットの発射場「Launch Complex-1(LC-1)」を整備しており、2023年度の発射場完成後は国内外のロケット会社が利用する予定です。既存の1,000m滑走路も延伸工事を進めており、2024年度の完成後にはスペースプレーンや空飛ぶクルマ、ドローンなど次世代エアモビリティの実験等に使われます。それ以降も高頻度の打上げに対応できるよう、発射場整備や受け入れ体制構築を進め、利用者が使いやすい宇宙港を目指します。
Website:https://hokkaidospaceport.com

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