病気療養中の子どもたちの支援を拡充させるためには、学校や教育委員会・病院・保健所・NPOなど多職種が連携して、子どもたちの様々なライフステージに合わせた支援が必要です。医療や教育の現場での取り組み事例紹介や、ゲスト3名とのトークセッションで「いま、必要とされる支援」について考えます。事前参加申込が必要。参加無料。
現在もコロナ禍による感染対策のため病棟では面会制限が続いており、プレイルームでの相互交流が制限されている状況です。また、小児がんや心臓病を抱えるお子様のいる保護者家族の方にとっても、同じように闘病を続けている保護者同士で悩み相談や交流する機会が減少しており、不安を抱え込んで当団体に相談いただいたり仕方ないと諦めている電話相談事例もあります。
子どもたちはもちろん、病気を抱える子どもたちに関わる様々な職種の方や保護者家族に向けて「助けて」というメッセージを友達や家族、同じ職場の仲間や地域NPOや行政窓口に相談することができるようにしていきたい。
不安をひとりや家族で抱え込むのではなく、子どもたちも一緒にメンバーに入って多職種連携チームで解決していく重要性はコロナ禍でさらに増しています。
みんなが当事者意識を持って相手の気持ちに寄り添った声掛けやサポートの仕方を、できることから支援に取り組んでいただくきっかけのイベントにしたいと考えています。
【イベント詳細】
- 病気を抱える子ども支援・多職種連携オンラインフォーラム
- テーマ:「誰もが助けてと言える社会に」~できることから支援に取り組もう~
- 開催日時:2023年2月26日(日) 13:00~16:00
- 会 場:オンライン開催YouTubeライブ配信(事前に参加申込が必要)
- 参加費:参加無料 ※ネット接続できるパソコン・タブレットをご準備下さい。
- 主 催:認定特定非営利活動法人ポケットサポート
- 後 援:岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、倉敷市教育委員会、公益社団法人岡山県看護協会、一般社団法人岡山県薬剤師会
- 助 成:田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム
- イベント詳細&参加申込WEBページ:https://www.pokesapo.com/t22
【認定NPO法人ポケットサポートについて】
認定NPO法人ポケットサポートは、岡山県岡山市を中心に小児がんや心臓病などの慢性疾病を抱える主に小学生~高校生とその家族を対象に「病気を抱える子どもたちが将来に希望をもって自分らしく暮らせる社会」をビジョンに掲げて、入院治療中から退院・復学・自宅療養中まで切れ目のない継続的な支援活動を展開しています。
- 支援拠点(事務所)を開放した学習&交流スペースの開設
- 岡山市内2カ所の小児入院病棟に訪問しての相互交流支援
- 同じような長期療養を経験した支援員によるピアサポート相談
- 当事者家族を対象とした夏祭りやクリスマス会などの交流イベント
- 地域支援ネットワーク拡充のための講演会・研修会の開催
※2023年2月現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため岡山市保健所と協議を行い、対面での支援活動を休止してiPadやパソコンなどのICTを活用したオンラインでの相互交流支援を実施中です。
コロナ禍に関わらず、入院中の子どもたちは家族や友達と離れての生活になり、孤立感や精神的ストレスを感じやすくなります。そんな子どもたちには「自分ひとりだけがしんどい思いをしているわけではない」「自分だけが特別なわけではない」と思える空間や、励まし合える仲間がいることがとても大切です。「友達と同じように遊んだり、勉強したり、友達と会話したい!」という子どもたちの願いを叶えるために私たちポケットサポートは活動をしています。
- 団体名:認定特定非営利活動法人ポケットサポート
- 代表理事:三好 祐也
- 事務所所在地:〒700-0932 岡山市北区奥田本町22-2
- 公式ホームページ:https://www.pokesapo.com/
- 活動開始時期:平成23年7月
- 法人格取得 :平成27年11月 (平成30年4月13日に認定NPO取得)
- 非営利組織の透明性・信頼性を評価する一般財団法人非営利組織評価センターより「グッドガバナンス認証マーク」を2018年に岡山県で初めて取得(https://jcne.or.jp/gg/2018g0002.html)