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- 背景
健康経営を積極的に推進する企業は、「女性特有の健康問題対策」に最も高い関心を寄せています。2019年経済産業省ヘルスケア産業課「健康経営における女性の健康の取り組みについて(※1)」でも女性特有の月経随伴症状による労働損失は4,911億円と試算されており、健康経営を通じて女性の健康課題に対応し、女性が働きやすい環境を作ることが、生産性向上に結びつくと考えられています。現在、当社でも女性活躍推進の軸として女性特有の健康課題に対する取組み施策を検討しておりますが、職場での困った経験として、女性・管理職ともに月経関連の割合が高い(※2)ことから、「月経随伴症状」に対する取組み施策の一つとして、生理用ナプキンの備品化をテスト導入することとなりました。
今回のテスト設置では、花王ロリエの協力で、生理用品を会社のトイレに備品として設置し、女性の働きやすい環境を整備することで、女性社員のプレゼンティーズムが改善され、心身共に健康な社員が増えることにより、生産性の向上に繋がるものと考えております。また、今回のテスト設置を通して、月経随伴症状に対する社員の理解が促進されることも「女性が働きやすい環境作り」につながる一助として期待しております。
当社は今後も「女性が働きやすい環境作り」をはじめ様々な健康課題に向き合い、「健康経営」を推進してまいります。
- 今回の取組み内容
・テスト導入対象者:本社に勤務する女性社員
・設置場所:本社(東京)
・開始日 :2022年6月20日
・設置物 :生理用ナプキン
・協力 :花王ロリエ『職場のロリエ』
URL:https://www.kao.co.jp/laurier/project/shokuba/
- 【参考資料】
出所:健康経営における女性の健康の取り組みについて(平成31年3月経済産業省ヘルスケア産業課)
※1■女性特有の月経随伴症状による労働損失は4,911億円(試算)
※2■職場での困った経験として、女性・管理職ともに月経関連の割合が高い。