燈の守り人キャラクターを活用して、地域の灯台を歴史・文化資産として活用する機運をつくるため、キャラクター化の対象となる「佐多岬灯台」が立地している鹿児島県屋久島町の荒木耕治町長を、「燈の守り人」製作委員会プロデューサーの柴田英知が2023年1月20日(金)に表敬訪問し、キャラクターの贈呈式を実施しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
<「屋久島灯台」キャラクターポスター>
<イベント概要>
日時 | 2023年1月20日(金)13時30分~14時00分 |
会場 | 屋久島町役場 住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田849番地20 |
プログラム | 1.「燈の守り人」キャラクター贈呈 2.フォトセッション(キャラクターの等身大パネルを挟んで記念撮影) 3.会談(荒木耕治町長・燈の守り人製作委員会プロデューサー 柴田英知) 4.囲み取材 |
<荒木耕治町長コメント>
この度は、屋久島灯台を燈の守り人に選んでいただきありがとうございます。屋久島灯台は一昨年に有形文化遺産に登録されました。また、屋久島は世界自然遺産30周年を迎えるタイミングなので、ぜひ今回の燈の守り人を活用してPRしていきたいです。キャラクターの印象は大変力強く、それは屋久島のイメージをそのように感じていただいているということだと思います。
若い職員たちにアイディアを出してもらいながら、これまでとは違う対策を行っていき、更に盛り上がっていけるといいと思っています。
<柴田プロデューサーコメント>
灯台に行ったときにいきなりドーンと現れる迫力感、灯台の反りあがった屋根を見上げると先が見えない雄大さを感じ、屋久杉とセットで映えるような男性キャラクターにしました。屋久島灯台が担いでいる綱は屋久島の伝統である十五夜の綱引きをイメージしています。また、衣装の隅々に屋久島の伝統的な文様をちりばめてみています。
まずは、地域の皆様に面白がっていただきたいので、変な男が島の端っこに住み着いたなと親しんでいただければと思います。
<「燈の守り人」製作委員会プロデューサー プロフィール>
柴田英知 「燈の守り人」製作委員会プロデューサー
2002年地方自治体市役所に入職、農林水産、観光物産、市民窓口、生活保護などの部署で勤務。在職中より地域活性化をライフワークとし、テーマに応じて団体を立ち上げ、その認定によって地域の熱源を生み出す手法と、地域経済を踏まえたロジックで地域おこしを行い、地元だけではなく、海外を含めた様々な地域で地方創生事業や、音楽を中心とした文化事業を行う。
2018年市役所を退職し、日本財団「海と日本プロジェクト」事務局として拠点を東京に移動、様々な協会をプロデュースし、地域での文化を掘り起こし、地域活性化や関係人口の拡大、地域経済の循環に資する活動を行う。これまでにおおよそ70の地域で事業を実施。地域の文化や地域経済を踏まえた地域おこしを「地域リノベーション」として捉え、全国で活動中。2020年からは「燈の守り人」の企画やキャラクター製作に関わり、2021年よりプロデューサーを務める。
<団体概要>
団体名称:全国灯台文化価値創造フォーラム
URL:https://toudai.uminohi.jp/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
「燈の守り人」プロジェクト
『燈の守り人』は、日本全国の海岸線に建設されている灯台を擬人化したオリジナル・エンターテインメントです。灯台に自らの魂を捧げ、海の災厄「水禍」から日本を守ってきた灯台の化身・「燈の守り人」たちの物語で、灯台からみた日本の近代史など、灯台の多様な魅力を伝えていく大河ファンタジーです。
『燈の守り人』プロジェクトでは、各地の灯台の魅力をオリジナルストーリーでエンタメ化することにより、これまでの灯台ファンは勿論のこと、さらに広い層にその魅力を届け、灯台に足を運ぶ人を増やし、地域の海洋資源として、灯台に光を当てることを狙っています。
https://www.akarinomoribito.com/
<2022年度の活動>
①キャラクター制作・・・「燈の守り人」に登場する約90灯台のキャラクター
②音声ドラマ・・・約90名の有名声優が登場する、オリジナル脚本による音声ドラマ
③音声ガイド・・・約90名の有名声優による各灯台の概要説明をする音声ガイド
④漫画連載・・・漫画アプリ各社にてwebtoon(縦読み漫画)の連載 ※2023年春(予定)より連載開始