台湾との交流拡大に向けた熊本県訪問団の台湾訪問報告

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熊本県(知事:蒲島 郁夫)では、TSMCの熊本県への日本初の工場建設決定を契機に、半導体産業集積強化推進本部を設置し、受入環境整備などを進めています。今回、台湾経済界とのビジネス交流拡大及び高雄市との友好交流協定締結5周年記念行事の実施などを目的として、蒲島郁夫熊本県知事や経済団体を中心としたメンバーが、2023年1月11日(水)から14日(土)に、台湾を訪問いたしました。くまモンCPO(プロモーション最高責任者)も同行し、台湾の方々へ熊本をアピールしました。今回の台湾訪問を契機に、台湾企業と県内企業との更なる連携強化や台湾の人々との交流の拡大などを目指します。

1 日程
  令和5年(2023年)1月11日(水)~14日(土)

2 主な訪問先
1月11日(水)台北
・台湾DON DON DONKI県産品フェア
・熊本・台湾経済交流セミナー
・熊本・台湾友好レセプション

熊本県では、台湾の皆様にも県の特産品を楽しんでいただけるよう、販路拡大に取り組んでおり、1月から、台湾 DON DON DONKIで、熊本フェアを実施しています。今回、このフェア会場を訪れ、知事自らが県産のイチゴなどをPRするとともに、店頭のお客様が関心を持ってくださる様子などを視察しました。
その後、台湾経済関係者を招いての経済交流セミナーや、レセプションを開催。関係者との友好関係を深めました。

台湾 DON DON DONKIでのPR台湾 DON DON DONKIでのPR

※熊本フェアは、1月6日~1月29日、台湾DON DON DONKIの2店舗(西門店・忠孝新生店)で実施。

1月12日(木)桃園・新竹
・チャイナエアライン本社訪問
・TSMC本社訪問

チャイナエアライン本社では、謝世謙会長や高星潢社長と面会し、熊本~台北線の定期便実現に向けて熊本をアピールしました。その結果、帰国後にチャイナエアラインから連絡があり、熊本空港の新ターミナルビルが開業する3月23日に熊本~台北間のチャーター便が運航されることが決定しました。

また、TSMC本社訪問では、JASMの会長でもある廖永豪副總經理や、李俊賢副總經理と面会し、TSMCの熊本進出を最高の環境でお迎えするため、半導体の人材育成、周辺地域の道路インフラ等の整備、教育環境の整備や住居の確保など、県や関係機関が一丸となって取組みを進めていることを説明しました。更に、くまモンと一緒にTSMC社員と触れ合うイベントも開催し、親睦を深めました。

TSMC本社でのイベントの様子TSMC本社でのイベントの様子

1月13日(金)高雄
・チャイナエアライン高雄支店訪問
・高雄との友好交流協定締結5周年記念行事  
・高雄との友好交流協定締結5周年記念レセプション

熊本県及び熊本市と高雄市とで締結した友好交流協定が2022年に5周年を迎えたことを記念して、同市の陳基邁市長を訪問しました。記念行事やレセプションを開催し、今後もさらなる友好交流のための取組みを続けていくことを相互に確認しました。

また、チャイナエアライン高雄支店を訪問し、コロナ禍の影響で運休中の熊本-高雄直行便の早期再開に向けて協議を行いました。

高雄市5周年記念高雄市5周年記念

3 主な訪問メンバー

©2010熊本県 くまモン

 

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