1.連携協定締結の背景と目的
GIGAスクール構想による1人1台端末の整備が進んだ昨今、公教育の現場においては端末活用の具体的な方法が焦点となっており、CBT(Computer Based Testing)への関心が高まっています。スプリックスでは、公教育におけるCBT導入を促進すべく、基礎学力・プログラミング・主要教科の理解を評価できる、3つのCBT を学校向けにパッケージ化した『CBT for school』を開発いたしました。
他方、酒田市は学びの習慣化を軸に、子ども達につけたい力を市独自にまとめた「まなびの樹」の取り組みを進めています。加えて、2021年より「住民サービス」「行政」「地域」の3軸からDXを進める「酒田市デジタル変革戦略」を掲げ教育DXも推進する中、市内の一部学校において、『CBT for school』の試行を開始しました。
上記を背景に、この度の連携協定締結に至りました。酒田市内の全小中学校において『CBT for school』を活用することで、子どもたち一人ひとりの学力を詳細に測り、個別最適な学びや学習習慣の定着に繋げるほか、教員の負担軽減を目指します。
2.連携協定の概要
2023年1月25日、酒田市役所において、酒田市教育委員会 教育長 鈴木和仁氏と、株式会社スプリックス 常務執行役員 梅田修平による調印式が行われました。
連携協定の主な内容は以下の通りです。
・『CBT for school』を活用し、酒田市内の児童・生徒の学力を継続的に測定することで、個別最適な学びを推進し、学習習慣の定着を図る
・自動採点や容易な成績分析という特長を持つ『CBT for school』を活用することで、教員の負担軽減につなげる
3.調印式におけるコメント
酒田市教育委員会 教育長 鈴木和仁氏
酒田市では、現在推進している小中一貫教育で、子どもの自己効力感の醸成と学習習慣や目的意識の形成による非認知能力の向上に取り組んでいます。SPRIX社との連携協定による「CBT for school」の導入は、この本市の取り組みをさらに充実するために欠かすことのできないものと考えています。今後は、教育DXの一層の推進とともに、SPRIX社と相互に連携し、新しい授業デザインの研究を進めていきたいと考えています。
株式会社スプリックス 常務執行役員 梅田修平
酒田市とスプリックスは、『CBT for school』を成すプロダクトの一つである国際基礎学力検定「TOFAS」の実施を皮切りに連携を深めてきました。そして今回、連携協定の締結により、酒田市内の全児童・生徒及び教員に貢献する機会を得たことは大変光栄であり有難いことと捉えています。教育DXにいち早く取り組んでいる酒田市との連携を更に深化させることで、公教育の現場に寄り添った教育コンテンツの提供に繋げてまいります。
■株式会社スプリックス 概要
スプリックスは学習塾や教育コンテンツを展開する総合教育カンパニーです。
1教室あたりの平均生徒数で日本最大規模の個別指導塾である「森塾」や、「第3回 日本サービス大賞」で経済産業大臣賞を受賞した「自立学習RED」などの学習塾を全国展開していることに加え、トップシェアの学習コンテンツ教材も複数開発・出版しています。
名称 :株式会社スプリックス
本社 :東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル 12F
代表者:代表取締役社長 常石 博之
URL :https://sprix.jp/
本件に関する問い合わせ先
株式会社スプリックス
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル12F
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