子供たちの「なぜ?」「なに?」を刺激し自らで考える力を伸ばす、広報東京都こども版 1月号「無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)」を配信しました

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東京都では、子供たちの東京に関する知識を深め都政への理解を促進していく取組として、毎月1回、「広報東京都こども版」を配信しています。
今月号のテーマは「無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)」。
誰にでもあり、本人が意識しないところで、行動や意思決定に影響を与えている「無意識の思い込み」。
誰もが自分らしい選択をしていくために、まずは自分の中にある「無意識の思い込み」に気づき、そして自分とは異なる考え方や感じ方があることを知ってもらおうという企画です。

広報東京都こども版1月号
https://www.kodomokoho.metro.tokyo.lg.jp/

「無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)」をひも解くにあたってのステップを4つにわけコンテンツを展開しています。

 

  • STEP1:女の子?男の子?それって自分の思い込みかも!

代表的な「無意識な思い込み」のひとつが、性別に関するものです。
STEP1 ではイラストを使って性別による無意識の思い込みについて問います。

人形で遊んでいるのは女の子、それとも男の子?ごはんをつくってくれているのはお母さん、それともお父さん?人形で遊んでいるのは女の子、それとも男の子?ごはんをつくってくれているのはお母さん、それともお父さん?

 

  • STEP2:大切にしよう!一人ひとりの個性

「女らしい」「男らしい」とは、だれが決めたのでしょう。
「女性 / 男性はこうあるべき」等の思い込みが強いと、無意識のうちに選択肢を狭めてしまうかもしれません。
STEP2 ではみんな違う個性をもった人間であることに気づき、人のことも自分のことも、思い込みで決めつけずに「好き」や「〇〇したい!」をどんどん伸ばしていこう!というメッセージを子供たちに送ります。

 

  • STEP3:ほかにもないかな?こんな思い込み

無意識の思い込みは、性別にかかわるものだけではありません。STEP3 では、さまざまな性のありかたや、高齢者や外国人などを例に挙げることで、だれもが自分らしく生きられる社会を目指すための考え方のヒントとしています。

 

 

  • STEP4 自分の世界を広げよう!

「虹は何色に分かれていますか?」という問いに何と答えますか?
STEP4 では、実は虹が何色とは言い切れないように、一人ひとりの個性が多数派や少数派などに関わらず、多様なグラデーションの一部であることへの気づきを促します。

広報東京都こども版
「広報東京都こども版」は、都の施策や事業などのなかからテーマを定め、子供たちにとって身近な話題を交えながら解説しています。
毎月更新するWEB版のほか、年5回、WEB版のダイジェストをA2サイズで印刷し、都内の小学校全校と児童館の全館に送付し、掲示してもらうことで子供たちに広く都政情報を届けています。
広報東京都こども版が子供たちの「なぜ?」や「なに?」を刺激することで、子供たち自身で様々なことを自発的に考え、発信していくことを目指しています。

>これまでのテーマ
4月 東京の水道
5月 この夏はみんなでHTTにチャレンジ
6月 雨の季節がやってきた!浸水から身を守るためにできること
7月 もうすぐ夏休み!自由研究のテーマを探そう!
8月 東京2020オリンピック・パラリンピックを振り返る
9月 都民の日~クイズで発見!東京都のみりょく
10月  東京の伝統的な祭り
11月  未来の東京
12月 考えよう!世界にたったひとつの命 ペットを飼うってどういうこと?

 

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