印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2023」にて『収益性と社会性の両立』『プライシング(値付け)』に注目したセミナーをオンライン配信!

この記事は約6分で読めます。
公益社団法人日本印刷技術協会(略称:JAGAT、本社:東京都杉並区、会長:塚田司郎)では、2023年1月31日から2月10日まで、「創注」を統一テーマとした印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2023」を開催します。
■特設webサイト: https://page.jagat.or.jp/

「page2023」は、リアル展示会(2/1~3)と基調講演(1本)、カンファレンス / セミナー(10本)で構成します。今回は、コロナ禍から「ウィズコロナ・経済活動優先」に完全にシフトし、全コンテンツを印刷ビジネスの「創注」にフォーカスします。

 

  • [C4] SDGsとESGのリスクとチャンス -収益性と社会性の両立に向けて- [2/9(木) 16:00~18:00]

企業はかつてなく持続性と社会性への対応を求められている。人的資本開示のように制度化の動きも加速した。
DXやステークホルダー資本主義、パーパス、CSV、地方創生など、この数年で急速に市民権を得た企業の社会性概念は数多い。既に確立されたかのようだった企業の経営理論が大きく変わったように見受けられる。
これらに共通するのは、株価至上主義でもボランティアでもなく、企業が社会と共生するスタンスであろう。そしてイノベーションを背景に社会課題の解決を通して持続性を高めるメカニズムが求められる。経営資源の限られる中小印刷会社は、こうした変化にどのように向き合うべきか。これから企業を取り巻く環境はどのように変わり、印刷会社はどのように取り組めばよいのか。先行的な取り組み企業との対話からリスクと商機について考える。

詳細:https://page.jagat.or.jp/session/detail_156.html

【登壇者】

田中 信康 (サンメッセ総合研究所 代表)
大手証券会社にて複数部門を歴任。財務・IR、M&Aアドバイザー、コーポレートコミュニケーション支援業務を中心に、数多くの経営層との対談など財務・非財務コンサルティングを経験。これらのキャリアを活かし、企業経営にかかわるアドバイザリー業務に携わる。サステナブル・ブランド国際会議JapanのESGプロデューサーとして、SDGsを共通言語に企業と地方自治体を中心に、マルチステークホルダーとの地方創生・地域連携プロデュースも担う。
 

江口 聡 (株式会社野毛印刷社 営業本部プリントエキスパート営業部 次長)
1994年、株式会社野毛印刷社へ入社
2007年、社内の環境配慮プロジェクト「econoge」立ち上げ。
以降、品質・環境・情報セキュリティマネジメントシステムの社内構築を担当。
現在は、防災まちづくり・エシカル消費などの分野でCSV の展開に取り組む。
グリーン購入ネットワーク SDGs 関連検討委員

 

藤井 建人 (公益社団法人日本印刷技術協会 研究調査部長)
1992年から出版流通グループで経営管理、経営戦略、企業評価、M&Aなどに従事。2004年からJAGAT研究調査部で印刷産業、印刷市場、印刷経営、印刷メディア、地域活性の調査研究と助言・支援。
共著に『印刷産業経営動向調査』『印刷白書』『印刷会社と地域活性』『「ニュース」は生き残るか―メディアビジネスの未来を探る』『パブリッシング・スタディーズ』など。中小企業診断士/法政大学中小企業研究所 大学院特任研究員

 

  • [C5]価値創造時代のプライシング -印刷サービスの値付けに関する論考- [2/10(金) 16:00~18:00]

長らく、印刷物の見積額は「原価+利益」の公式に基づいて求められてきた。その価格体系は、例年2月発行の『印刷料金(経済調査会)』にまとめられ、一つの基準として官民に受け入れられてきた。
しかし、印刷会社の事業領域が広がるなか、価格設定ノウハウのない受注に直面することが増えている。
デザインやウェブなど印刷に関連する無形サービスの積算ノウハウはどこまで蓄積されたのか。
そもそも、価格設定の考え方は伝統的な「原価+利益」で良いのか。
請負型の場合はそれで良いのかもしれないが、課題解決型の場合は違うのではないか。
「原価+利益」を志向する限り、成長の源泉は合理化努力が値下げ額を下回った場合に限られる。
これでは、物価高騰時代には通用しないのではないか。価値創造時代の値付けのあり方について考える。

詳細:https://page.jagat.or.jp/session/detail_157.html
 

高見 隆登 (一般社団法人経済調査会 経済調査研究所 調査研究部 専門室長)
経済調査会入職後、2001年4月より「積算資料印刷料金」の担当として、印刷関連料金調査、発注機関における印刷発注・積算支援、印刷積算セミナーの講師業務に従事。
著書『積算資料印刷料金』(担当)、『DTP積算の実際』(編著)、『印刷発注実務ガイド』(編著)。2020年より全日本印刷工業組合連合会 教育研修委員会 特別委員。
 

岩村 貴成 (株式会社オフセット岩村 代表取締役)
1972年生まれの現在50歳。生まれも育ちも現在も板橋区で過ごす。
駒沢大学卒業後株式会社当矢印刷を経て株式会社オフセット岩村に入社。10年前に代表取締役になり現在に至る。
組合活動は東京都印刷工業組合板橋支部支部長、印刷産業青年連絡協議会会長、東京青年印刷人協議会議長を経て現在全国青年印刷人協議会議長として活動中。
趣味は映画鑑賞、大衆居酒屋巡り。美術館巡り。
 

笹井 靖夫 (共立速記印刷株式会社 代表取締役)
1998年、岡山大学工学部電気電子工学科卒業。
日本鋼管(株)(現JFEスチール(株))を経て、2010年に共立速記印刷(株)に入社、取締役経営企画担当。2012年に専務取締役、2015年に代表取締役社長。
2022年からジャグラ・SPACE-21代表幹事も務める。

 

藤井 建人 (公益社団法人日本印刷技術協会 研究調査部長)
1992年から出版流通グループで経営管理、経営戦略、企業評価、M&Aなどに従事。2004年からJAGAT研究調査部で印刷産業、印刷市場、印刷経営、印刷メディア、地域活性の調査研究と助言・支援。
共著に『印刷産業経営動向調査』『印刷白書』『印刷会社と地域活性』『「ニュース」は生き残るか―メディアビジネスの未来を探る』『パブリッシング・スタディーズ』など。中小企業診断士/法政大学中小企業研究所 大学院特任研究員

■page2023オンラインカンファレンス・セミナー詳細

 

開催日時 2022年1月31日(火)~10日(金)
開催方法 オンラインLive配信
参加費 参加費 13,000円(税込)/ 1名
※3本以上お申込みの場合は、各10,000円(税込)の受講料でご提供いたします。
URL https://page.jagat.or.jp/sessionList/onlineConf.html

 

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました