公式ホームページで「アイメイトの大切な4つの意味」を紹介

この記事は約4分で読めます。
公益財団法人アイメイト協会(代表理事:塩屋隆男)は、協会の公式ホームページにこのほど、「<アイメイト>の大切な4つの意味」を紹介するページ(https://www.eyemate.org/doc/four_meanings/)を新設し、2022年6月24日(金)より公開しました。
当ページでは、アイメイトに込めた4つの意味を言葉で説明するだけでなく、ビジュアルで感じていただけるよう、アイメイト写真ギャラリー「アイメイトは<私の愛する目の仲間>」としてまとめました。現役アイメイト、奉仕家庭のもとで過ごす子犬、リタイア犬、不適格犬などの写真を掲載しています。アイメイトにまつわる様々な場面(合計300枚の写真)を楽しみながら、<私の愛する目の仲間>の意味を感じていただければと思います。
  • アイメイトは<私の愛する目の仲間>(大切な4つの意味)

「アイメイト」は、日本に11ある盲導犬育成団体の中で、最も実績と歴史のあるアイメイト協会出身の盲導犬だけの特別な呼び名です。
<アイメイト>には、以下の4つの大切な意味がこめられています。「私の愛する目の仲間」と覚えていただければと思います。
・アイメイトの「アイ」は、I = 私
・アイメイトの「アイ」は、愛
・アイメイトの「アイ」は、EYE = 目
・アイメイトの「メイト」はMATE = 仲間
 

  • 写真ギャラリー「I = 私」より

 

  • 写真ギャラリー「愛」より

 

  • 写真ギャラリー「EYE = 目」より

 

  • 写真ギャラリー「MATE = 仲間」より

 

  • 日本の盲導犬事業の始まりは1957年夏のことでした

練馬区関町にあるアイメイト協会は、国産盲導犬第1号のチャンピイを育成した塩屋賢一が創設。1957年に、国産盲導犬第1号ペア(河相洌さんとチャンピイ)を送り出し、2022年に65周年を迎えます。
アイメイト協会は、アイメイト(盲導犬)育成や視覚障害者への歩行指導を通じて視覚障害者の自立支援を行い、社会参加を促進しています。これまで、アイメイト協会が送り出したペアは延べ1,425組(2022年6月4日現在、使用者とアイメイトのペアを1組と数えます)。
アイメイト協会出身の犬は、「盲導犬」ではなく「アイメイト」と呼んでいます。アイメイト歩行は、十分に歩行指導を受けた視覚障害者の指示を受け、人と犬とが協同で安全な移動を実現します。その主体はあくまでも人にあります。そのため、アイメイト協会では「私の愛する目の仲間」という意味を込め、「アイメイト」と呼んでいます。(アイメイトの歴史URL:https://www.eyemate.org/history/

車道と歩道の段差を候補犬に教えている塩屋賢一車道と歩道の段差を候補犬に教えている塩屋賢一

河相洌さんにチャンピイとの歩き方を指導河相洌さんにチャンピイとの歩き方を指導

 

  • 街中でアイメイト使用者や視覚障害者に出会ったら? ウェブサイトで学べるコンテンツ

アイメイト使用者や視覚障害者のサポートの仕方が学べる、協会ウェブサイト内のコンテンツを紹介します。

・「アイメイト使用者に出会ったら」
街中でアイメイト使用者に出会い、何かサポートをしたい時どのようにすればいいのか、使用者への接し方や声のかけ方をまとめました。
https://www.eyemate.org/doc/assisting/

・「動画で知るアイメイト」
アイメイト(盲導犬)の歴史や、駅・街中・レストランそれぞれの場面で使用者や視覚障害者を誘導する方法を映像でご覧いただけます。
https://www.eyemate.org/doc/education/

 

 

  • 思いやりのあるやさしい心を育む。「アイメイト・こどもサイト」

2020年7月に開設した人気のウェブサイト「もうどう犬」を知ろう! ~アイメイト・こどもサイト(https://www.eyemate.org/kids/)は、ご家庭や教育現場で楽しみながら、アイメイト(盲導犬)に関する正しい知識を学習できるよう制作したものです。さらに、アイメイト(盲導犬)に関する内容だけでなく、アイメイト使用者や視覚障害者が感じる「不便さ」や「不自由さ」についても紹介しています。大人と一緒に深く考えることで、子どもたちに思いやりのあるやさしい心が育まれることを願っています。(対象年齢:小学校5年生以上)

 
タイトルとURLをコピーしました