介護福祉特化のお手伝いプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは6月24日、福祉学科を中心とする学生メンバーによる新卒採用支援プロジェクトを立ち上げた。
介護施設の新卒採用の困りごとに対して、就活生が当事者の視点でアドバイスを行う。短期インターンの企画設計や採用ブランディングなどもサポート。「学生にとって魅力的な集客企画」を学生自身が考案するのが特徴。また、スケッタープラットフォームも活用することで企画から実行までサポートする。
スケッター事業では、首都圏の大学との授業連携が加速しており、学生との繋がりが強くなっている。スケッタープラットフォームを「職場体験ツール」として活用することで母集団形成にも役立てる。
●スケッターについて
「スケッター」は、介護福祉領域に関わる人(関係人口)を増やすことを目的に、2019年にリリースされた隙間時間のお手伝いプラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが特徴の体験型シェアリングエコノミー。登録者約3500人のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの参加者を増やし続けている。
学生や20〜30代の登録者が多く、「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」関心層を惹きつけており、異業種からの転職も数多く誕生。定額でシステムを利用でき、紹介手数料が一切発生しない点も事業所メリットの1つとなっている。
自治体との連携も進んでおり、神奈川県川崎市社会福祉協議会の福祉人材バンクや、広島県府中市、静岡県西伊豆町などもスケッターを活用。エリア内の学校などに周知し、これまで福祉と関わりのなかった潜在的関心層の掘り起こしに注力している。
「スケッター」▼
https://www.sketter.jp/about/