司法書士である高橋が「一億総遺言書計画」を始めたのは2020年から。業務で相続の現場を目の当たりにした経験と、自身が家族に遺言を書き、その内容を伝えたことによる関係値の変化を体感したことで、遺言書の魅力に気づいたことがきっかけでした。
「遺言書って、突き詰めれば“相続の書類”なんです。でも、実際に書いてみたら、自分がどんな人生を歩んできて、誰と出合って、何を話して、そういった思い出を振り返る機会になった。言ってみれば、人生の棚卸。それによって自分が本当に大切な人やモノが何なのか、確認することができた。その瞬間から、僕にとって遺言書って単なる相続の書類ではなくて、大切な人に向けた“人生最後のラブレター”になったんです」。
その魅力を伝えるべく、ワークショップ「コトダマ教室」やオンラインコミュニティ「ゆい友ルーム」といった独自コンテンツ、SNS、メディア出演といった司法書士の枠にとらわれない形でプロモーションを展開。
楽曲に関してもそのひとつ。10月にリリースした1st Single「忘れないでよ」は、疾走感のあるメロディとキャッチ―な歌詞がSNSで話題を呼び、「遺言書って大事なものだと思った」、「実はポジティブなものだと感じることができた」といったコメントも寄せられています。
「遺言書って、人の生死に関わるモノだから、一般的に『縁起が悪い』とネガティブなイメージを持たれて目を背けられている。でも実際、死は誰にでも訪れるし、それがいつになるかはわからない。だから、遺言書は誰にでも必要なモノなんです。それをシンプルに、できる限り押しつけがましさを排除して多くの人に届けるためには“歌う”という手法がぴったりだと考えました」。
「遺言をもっと身近な存在に」その想いを胸に歌い続ける。3月には3rd Singleのリリースも
今回リリースした「遺言パラノイド」は、温かみのあるメロディに、大切な人を愛する気持ちを感じさせる歌詞がのせられた、心温まる一曲。
しかし、よく聴いてみると、「遺言書のことばかり病的に考えている人」の目線が描かれている、まさに“遺言伝道師はしトモ”自身を投影したかのような歌詞になっています。
作詞作曲を担当したミュージシャンの四元壯(しょう)は「一見、温かみあるラブソングだけれど、なぜか“遺言”という言葉が入っている。そこが引っかかって歌詞を少し深読みしてみると、単なるラブソングではないことが感じられる。リスナーが何度も聴きたくなるようなフックを散りばめながら、“遺言伝道師はしトモ”の想いが少しずつ届けられるようにしたくて」と、楽曲づくりについて語ります。
また、「遺言パラノイド」と同日に、「はしトモオリジナルLINEスタンプ」もリリース。
さらに、3rd Singleの制作も進行中と、話題に事欠かない高橋。
「いま、自分にゆいごん書」。
遺言書は、誰かのためではなく、自分自身の人生を豊かにするためのツールである。
その価値を多くの人々に伝えるべく、遺言伝道師はしトモはさらに活動を広めていきます。
<遺言パラノイド>
各サブスクリプションサービスで配信
https://www.tunecore.co.jp/artists/yuigon_hashitomo?lang=ja
<LINEスタンプ>
https://store.line.me/stickershop/product/21658435/ja?utm_source=gnsh_stickerDetail
<コトダマ教室>
https://kotodama-school.jp/
問い合わせ:k.takahashi@friends-smile.co.jp