三菱ケミカルグループ※1（以下「当社グループ」）は、植物由来の生分解性樹脂「BioPBS™」が、株式会社ドトールコーヒーの「『初釜』オンラインショップ数量限定セット」の包装材に採用されたことをお知らせします。採用されたのは2022年5月11日付プレスリリースにて発表の、ナカバヤシ株式会社などと共同開発したバリア包装材です。「初釜」オンラインショップ数量限定セットは「ドトール オンラインショップ」にて、2022年12月8日より予約受付を開始しています。
株式会社ドトールコーヒー「初釜」オンラインショップ数量限定セット
本包装材は生分解性のある素材を使いながら、酸素、水蒸気、香気の透過を防ぎ、コーヒー豆の美味しさを保つことが可能です。また、一般的なコーヒー豆向けの袋では脱気用のプラスチックバルブが使用されますが、シール部分に脱気機構を一体形成しているため、プラスチックの使用量削減にも貢献しています。
BioPBS™は環境配慮特性とともに優れた低温ヒートシール性と柔軟性を有しており、食品などの包装材に採用が広がっています。当社グループはこれからもBioPBS™の展開を通じて、食品やサステナビリティといった注力市場における機能商品の事業拡大を進めていきます。
※1 三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルグループ株式会社とそのグループ会社を指します。
- ご参考
◆「初釜」オンラインショップ数量限定セットについて：
https://www.doutor.co.jp/news/newsrelease/detail/20221207095606.html
◆2022年5月11日付プレスリリース「環境への優しさと美味しさを両立」生分解性樹脂「BioPBS™」を使用したコーヒー豆などの食品向けバリア包装材を開発」：
https://www.mitsubishichem-hd.co.jp/news_release/01253.html
