- 2023年美容トレンドを表す5つのキーワード
「ampule（アンプル）」は美容特化型イノベーションファームとして、2020年4月に誕生いたしました。誕生以来、のべ260を超える化粧品ブランドのブランドコンサルティング・プロモーションプランニングを手掛けると同時に、国内外の美容情報を発信する業界誌「ampule magazine」を計5号発行いたしました。これらの活動を通して培った美容業界の幅広い知見を基に、この度2023年に注目すべき美容トレンドとして5つのキーワードを発表いたします。
『ノーカラーメイク』
―「NewJeans」風のヌーディーメイク―
「NewJeans」は2022年の8月に公式デビューした韓国の女性5人組アイドルグループ。韓国内で人気の音楽アプリ「Melon」のヒットチャートで、韓国のアイドルのデビュー曲として初めて1位にランクインするなど、鮮烈なデビューをかざりました。そんな彼女たちのメイクが、従来の韓国アイドルのイメージとは異なり、ヌーディーで陰影の少ない控えめなメイクであることから「ノーカラーメイク」が一気に注目を集めています。既に韓国のコスメブランドではヌードなカラーアイテムが多数登場しており、2023年のメイクトレンドの本命といえます。
『NEOフェムケア』
―フェムケア×エイジングの進化―
本来は女性の身体をケアするという意味を持つ「フェムケア」ですが、主にデリケートゾーンをケアする商品や生理用品など、女性ならではの負を解決するための表現として使われることが多いようです。女性が年齢を超えて美しくあることが特別ではなくなった今、外見だけでなく性的な面においても、年齢を重ねても女性らしくありたいと願う女性が増え、フェムケアにエイジングを掛け合わせた「NEOフェムケア」が誕生。サプリメントや美容医療、ダンストレーニングなど、そのソリューションも幅広く進化することが予測されます。
『パートナーシェア』
―「美容」は男女の共通テーマに―
「男性美容」が“トレンド”から“常識”へと移行することで、美容アイテム・美容体験のジェンダーレス化がより一層進むでしょう。これまでのような「男性専用」の美容アイテムよりも、男女のパートナーが一緒に使い、シェアできるアイテムや、一緒に足を運べる体験等が新たなトレンドとなり、「美容」は男女の共通テーマに。パートナー間での美容に関するコミュニケーションが増え、男女共同での購買行動も特別なものではなくなりそうです。
『アジア発フレグランスブランド』
―アジアの「香り」を世界へ―
これまでフレグランスブランドといえばフランス発のものが主流でしたが、昨今では韓国の「NONFICTION」や日本の「KITOWA」といったアジア発のフレグランスブランドが登場し、大きな注目を集めています。またボディケア・ホームフレグランスを展開してきた韓国の人気ブランド「TAMBURINS」から香水コレクションが誕生したこともトレンドの火付け役に。さらには中国からも独創的なパッケージ・世界観のフレグランスブランドが多数登場しており、2023年はアジア発のフレグランスブランドが世界を席巻することが予測されます。
『Beauty meets wellness』
―ビューティーとウェルネスのさらなる融合―
コロナ禍を経てウェルネスは「意識するもの」から「生活そのもの」へと変化。それにより「美容」もウェルネスとの融合がさらに進むことが予想されます。既に外資系化粧品ブランドがフェムテックサービスと連携を始めるなど、グローバルでは様々な新たな取り組みが始まっています。ビューティーとウェルネスが一体化することで、新たな概念が生まれ、イノベーションが起きる一年になりそうです。
- 美容特化型イノベーションファーム「ampule」
「ampule」は、“beauty”への愛や想いがある全ての人々を1つにすることで美容業界の挑戦を後押しし、進化をブーストさせる「最強の一滴＝ampule」を目指すべく、美容特化型イノベーションファームとして発足いたしました。J-Beautyをエンパワーメントすることで、人々の100年後の未来を明るく照らします。
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