- プレゼンの常識は、「話す」から「聞く」へ
COVID-19によるパンデミックは、私たちのプレゼンテーションのあり方をも一変させました。
プレゼンの場所はリアルからオンラインへ移行され、誰でも参加できるオープンスタイルが増加し、聞き手の集中力を考慮する時間配分が求められるようになりました。これは、これまでの話し手と聞き手を分けていた「主客分離」から、話し手と聞き手の双方がつながり、時に対話しながら価値を共創する「主客一体」へとそのマインドが移行されたこと意味します。いまや聞き手の声や場の反応に耳を傾けない、話し手主体の一方的なプレゼンテーションは、簡単に途中離脱・退出される時代となったのです。この新たな時代において、「聞く」ことから始めることが人の心を動かすプレゼンテーションに必須の技術となりました。
- 本書が提案する「聞く」プレゼンとは
本書では、プレゼン成功の秘訣として、メッセージを伝える前に、「自分」「相手」「場」に対して、徹底的に「聞く」ことを提案します。「自分が心から伝えたいことは何か？」「相手が本当に知りたがっていることは何か？」「場の感情や空気が求めていることは何か？」自身の内なる動機や、相手のニーズ、場の感情を丁寧に聞き取り、それらを踏まえた上でプレゼンをすることで、外すことのない芯を捉えたメッセージが伝わり、相手の行動が確かに変わる手法を紹介します。
そして、「プレゼンスキル診断」で自分のプレゼンの実力レベルと傾向を可視化し、現在地を明確にした上で、強みを伸ばし、弱みを改善するために必要な手法を30個のスキルに分けて解説しています。営業シーンに限らず、発信機会が多い経営者やプレゼンに苦手意識がある方など、世の中の多くのビジネスパーソンが即実践できる内容が詰まった新しい時代の一冊となっています。
- 書籍情報
『問いかけて心をつかむ「聞く」プレゼンの技術 緊張をほぐす・共感を得る・行動してもらうために役立つスキル30』
著者：広江 朋紀 ㈱リンクイベントプロデュース 組織開発コンサルタント／ファシリテーター
定価：1,700円＋税
発売：2022年6月22日
出版社：翔泳社
ISBN-10：4798175854
ISBN-13：978-4798175850
▼購入はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4798175854
- 著者プロフィール
広江 朋紀（ひろえ とものり）
㈱リンクイベントプロデュース
エグゼクティブ・スピーチコーチ／ファシリテーター
産業能率大学大学院卒（組織行動論専攻／ＭＢＡ）出版社勤務を経て、2002年に（株）リンクアンドモチベーション入社。HR領域のエキスパートとして、採用、育成、キャリア支援、風土改革に約20年従事し、上場企業を中心に延べ5万人、１万5,000時間を超える研修やワークショップのデザインと登壇実績。「場が変わり、人がいきいき動き出す瞬間」が好き。育休を2回取得しており、3児の父の顔も持つ。
● CRR Global認定 組織と関係性のためのシステムコーチ
● 米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ
● ハーバード大学 教育大学院 ロバートキーガン教授 認定 Immunity to Change ファシリテーター
大学での特別講義、日経MJ、NewsPicks＋ｄ等、各種メディアへの連載寄稿多数。
著書に、『場をつくる～チーム力を上げるリーダーの新しいカタチ～』（明日香出版）『エンゲージメントを高める場のつくり方』(同文舘出版)、『今日から使えるワークショップのアイデア帳』(共著、翔泳社)などがある。
＜著者へのご取材も可能です＞
著者、広江への取材も積極的にご検討いただけますと幸いです。経営者やリーダー、セールスパーソン向けのプレゼンスキル、コミュニケーションスキル向上について有益なお話をさせていただくことが可能です。
- リンクアンドモチベーショングループの概要
・代表取締役会長：小笹 芳央
・資本金：13億8,061万円
・証券コード：2170（東証一部）
・本社：東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・創業：2000年4月
・事業内容
組織開発ディビジョン（コンサル・クラウド事業、IR支援事業）
個人開発ディビジョン（キャリアスクール事業、学習塾事業）
マッチングディビジョン（人材紹介事業、ALT配置事業）
ベンチャー・インキュベーション
- 株式会社リンクイベントプロデュースの概要
・代表取締役社長：川内 正直
・本社：東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・設立：1979年
