【県立広島大学】生命環境学科 環境科学コース小林研究室と産総研によるLCAデータベース「IDEAVer.3.2海外版」が公開されました

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県立広島大学(学長 森永 力,庄原市七塚町)生物資源科学部 生命環境学科 環境科学コース 小林謙介研究室(小林准教授は産総研の客員研究員も兼任)と,産業技術総合研究所 IDEAラボ(田原聖隆ラボ長)で研究・開発を行ってきた,IDEA Ver.3.2海外版を2022年11月15日にリリースしました。
IDEA (Inventory Database for Environmental Analysis) は,CO2排出量などの環境負荷を数値化する際に不可欠な計算用のデータベースです。これまでは国内を中心にデータベースが開発されてきましたが,輸出入が多い我が国にとって海外のデータベースは不可欠です。そこで,県立広島大学 小林研究室が中心となって海外版のデータベースの構築手法を研究・提案しました。すでにIDEA Ver.2の海外版がありますが,それらを改善する形でVer.3.2の海外版の構築手法を検討しました。その手法を用いてデータベース化したものが公開されました。今回公表されたのは世界平均,中国,インドネシアの3地域です。

IDEA海外版の対象国

IDEAは,わが国最大級のデータベースで,SCOPE3やエコリーフ環境ラベルをはじめ,社会で広く利用されています。品目数がおよそ4700項目,評価可能な環境負荷物質は約1000項目あります。今回公表された海外版も原則同内容となっています。

IDEA海外版の詳細情報
https://riss.aist.go.jp/idealab/idea/regionalized/

環境科学コースのウェブサイトはこちら
https://www.pu-hiroshima.ac.jp/p/puh-des/env/env_index.html

県立広島大学のウェブサイトはこちら
https://www.pu-hiroshima.ac.jp/

 

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