【M&A成約】コロナ禍でも業績好調な創業60年のWeb制作会社が譲渡した理由

この記事は約4分で読めます。
当社の連結子会社である株式会社日本M&Aセンター(以下、日本M&Aセンター / 本社:東京都千代田区 / 代表取締役社長:三宅 卓 / URL:https://www.nihon-ma.co.jp/)は、このたび株式会社エスケイワード(譲渡企業、愛知県)とカゴヤ・ホールディングス株式会社(譲受け企業、京都府)のM&Aを支援いたしました。

■株式会社エスケイワード
URL: https://www.nihon-ma.co.jp/page/interview/skw/
■カゴヤ・ホールディングス株式会社
URL: https://www.nihon-ma.co.jp/page/interview/kagoya/

(左)カゴヤ・ホールディングス株式会社 代表取締役 北川 貞大 様 (右)株式会社エスケイワード 代表取締役社長 加藤 啓介 様(左)カゴヤ・ホールディングス株式会社 代表取締役 北川 貞大 様 (右)株式会社エスケイワード 代表取締役社長 加藤 啓介 様

「オーナー」の役割を第三者に委ねる事で「経営」に専念する環境を作る
エスケイワードは、主にWeb制作を手掛ける会社です。戦略立案から構築、運用まで一貫で制作できる体制をもち、大手企業や官公庁との取引など豊富な実績があります。事業承継については、M&Aか社内で後継者を立てるかのどちらかだと考えていましたが、自身の経験から時代の変化が激しい中で「経営者」と「オーナー」という2つの役割を託すのは負担が大きいと判断。そこで、「オーナー」の役割を第三者に委ねることで、業績にコミットメントするという「経営者」の使命に専念するためM&Aを選択しました。

強みや知見をもった企業と一緒になることで「総合DXカンパニー」を目指す
カゴヤ・ホールディングスは、レンタルサーバー事業を中核事業に持つ会社です。これまではインターネットのインフラ事業を主力にしてきましたが、ビジネスに広がりを持たせていきたいと考え、今回、コンテンツを作る技術をもつエスケイワードの譲受けを決断しました。
同社は以前に2社ほど譲受けを検討したことがあります。しかし、いずれも前向きな理由での譲渡ではなかったことから断念した経緯がありました。エスケイワードはコロナ禍でも需要を掴み業績好調なうえ、加藤社長の経営に対する真摯な姿勢にも共感し、話を進めることになりました。
今後も、積極的にM&Aを活用して強みや知見をもった企業と一緒になることで業界内でのビジネスの幅を広げ、将来的には上場も視野に入れながら「総合DXカンパニー」を目指していきます。

社員の多様性を認め合う文化を育み、健康経営にも積極的に取り組む(エスケイワード)社員の多様性を認め合う文化を育み、健康経営にも積極的に取り組む(エスケイワード)

2006年から運営するデータセンターは強固な地盤で利便性の高い安心便利な立地にある(カゴヤ・ホールディングス)2006年から運営するデータセンターは強固な地盤で利便性の高い安心便利な立地にある(カゴヤ・ホールディングス)

【譲渡企業】
会社名:株式会社エスケイワード
事業内容:Webソリューション、クロスメディア事業、マルチリンガル事業
所在地:愛知県名古屋市

【譲受け企業】
会社名:カゴヤ・ホールディングス株式会社
事業内容:グループ会社の経営管理
所在地:京都府京田辺市

 
【株式会社日本M&Aセンター】
株式会社日本M&Aセンターは、2021年4月に創業30周年を迎えました。M&A仲介業のリーディングカンパニーとして、「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことを企業理念とし、創業以来累計7,000件を超えるM&A支援実績を有しています。会計事務所・地域金融機関・メガバンク・証券会社との連携も深めており、事業承継やM&Aに関する相談機会の創出を加速し、マッチングを強化しています。国内7拠点、海外5拠点(日本M&Aセンターホールディングスの現地法人含む)を構えています。

タイトルとURLをコピーしました