岩国錦帯橋空港が10周年を迎えます！

　岩国市の空の玄関口として、平成24年12月に日本で２番目の軍民共用空港として開港した岩国錦帯橋空港が、10周年を迎えます。
　12月10日～11日には空港施設内で10周年記念イベントを開催します。是非、ご来場ください。

　国の名勝「錦帯橋」などの観光地を有し、宮島から30分程度でアクセスできる岩国市は、山口県内有数の観光都市です。また、米海兵隊岩国航空基地、海上自衛隊岩国航空基地が所在する「基地のまち」でもあります。
　
　第2次世界大戦末期に当時の日本海軍の飛行場が建設され、日本海軍の予科練の基地としてパイロットの育成の場所であった、岩国基地は終戦後、連合国に接収され、のちに米軍と海上自衛隊が共同で使用することになります。
　昭和27年から昭和39年までの間は民間航空会社が定期便を就航し、当時は国際便もありました。マリリン・モンローが日本へ新婚旅行で訪れた際に利用したことでも知られています。
　昭和39年を最後に民間航空会社の定期便の運航が休止していましたが、運航再開を願う市民や経済界の運動により、平成24年12月13日に岩国錦帯橋空港として開港いたしました。

　当初は１日４往復の羽田便の運航でしたが、平成28年３月27日からは、「岩国～那覇便」が新規就航し、現在は１日５往復の羽田便と、１往復の那覇便が運航しています。
　市街地から近く、空港自体がコンパクトにまとまってスムーズに搭乗でき、「錦帯橋」まで車で約20分、宮島の世界遺産「嚴島神社」まで車で約40分、広島の世界遺産「原爆ドーム」まで車で約60分と観光名所へのアクセスも便利です。
　利用者数も開港当初の予想を上回っており、令和元年度11月には利用者300万人を達成。新型コロナウイルス感染症の影響下で急激な利用者数の減少がありましたが、現在は搭乗者数も回復しつつあります。

　そんな多くの方々に支えられてきた岩国錦帯橋空港も、この12月に開港10周年を迎えます。

　それを記念して10周年記念イベントを開催いたします。是非、ご来場ください。