昨年度「第8回品川蕪品評会」開催時の様子
- 品川カブについて
品川カブは江戸時代に品川宿周辺で栽培されていた長カブの一種です。長さ20センチメートルほどで見た目は大根に近く、主に漬物などに加工されていましたが、明治以降は生産が減り文献上のものとなっていました。
この品川カブを復活させたのが「東海道品川宿なすびの花」代表の大塚好雄さん。以降、幼稚園、学校、区民農園、菜園愛好家などに種子を配布し、生育指導を行うなど品川カブ普及に尽力しています。
- 「品川蕪品評会」について
「品川蕪品評会」は、「品川カブ」の普及と、子どもたちに植物を育てる楽しさと食べを大事にする心を育んでもらおうと2012（平成24）年に初めて開催しました。
昨年度は新型コロナウイルス感染症予防ため会場では部門別に審査し、小学校の部のみオンラインで品評を実施。一般公開は一般の部の品評と各部の表彰を行いました。小学校の部には約20校が参加、個人の部には10点の応募がありました。
9回目を迎える今回は、すべてを一括で当日評価し、金賞・銀賞・銅賞・特別奨励賞を授与します。さらに、会場で振る舞っていた品川カブ入りの「品川汁」も3年ぶりに復活します。
品川の伝統野菜で作る「品川汁」をぜひ、ご賞味ください！
昨年度「第8回品川蕪品評会」開催時の様子
- 開催概要
第9回品川蕪品評会
開催日時：令和4年12月25日（日） 10時～正午
会場：品川神社（品川区北品川3－7－15）
主催：東海道品川宿なすびの花（NPO法人化準備中）
協賛：（有）マルダイ大塚好雄商店、品川法人会女性部会、fun funスクール実行委員会
協力：品川第一地域センター、品川第二地域センター、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会、品川神社
エントリー方法：当日9時から9時40分までに、5本以内の品川蕪を会場までご持参ください。
参加費：500円
