児童らはオンライン中継で海のプラスチックごみ問題の現状を学んだあと、身近な琵琶湖での現状に触れ、自分たちがどのような行動をすることで海洋ごみを減らすことができるかを考えました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
- イベント概要
・開催概要 :小学5年生に向け海や琵琶湖のプラスチックごみ問題について出前授業を実施
・日程:2022年11月24日(木) 8:45~10:20
・場所:守山市立河西小学校5年生5クラス / 守山市立立入が丘小学校5年生3クラス
・参加人数:5年生児童260人
・協力団体:NPO法人びわこ豊穣の郷
- プラスチック海洋ごみの現状は?アニメで学ぶ
海で起こっているプラスチックごみ問題を学ぶため、滋賀県で海ごみPR大使を務めるキャラクター「野洲のおっさんカイツブリ」が出演する海洋ごみ啓発アニメ(4分30秒)を視聴しました。毎年800万トン、ジャンボジェット5万機分のごみが海に流れ出ているということに驚きの声が上がりました。
- みんなならどうする?中継でリモートディスカッション
プラスチックリサイクルの活動を行う八隅孝治さんと各クラスを中継で繋ぎ、京都府京丹後市の海洋プラスチックごみの現状や、問題解決に向けた取り組みの紹介を受け、「みんなだったら、どうする?」というテーマでディスカッションが行われました。児童からは「清掃活動をする」や「プラスチックごみを出さないようにする」などの意見が出たほか、「八隅さんは海が好きで、海を大切にしたいという気持ちがよく分かった」「一人ひとりが行動することでごみを減らせるので、自分が行動するだけじゃなく、色んな人に広めたい」などの感想が述べられました。
<団体概要>
団体名称:うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会
URL:https://bbc-tv.co.jp/umigomi/
活動内容:「琵琶湖と海はつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海ごみ」を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析などを、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/