【東京都足立区】日本家屋を活用した文化サロン“仲町の家”で多国籍美術展「Cultural BYO...ね!」を開催。日本家屋をダイナミックに使い、海外ルーツの人々の絵画や工芸、衣服など約70作品を展示

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足立区にアートを通じた新たなコミュニケーションを生み出すことを目指す市民参加型のアートプロジェクト、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」で、海外ルーツの人々の公募作品を展示する、多国籍美術展「Cultural BYO...ね!」を開催。タイトルにある”BYO(ビーワイオー)”は、“Bring Your Own”の略で、英語圏でパーティーなどに自由に飲み物などを持ち込めることを意味しています。本来の“BYO”にならって、絵画や工芸、映像、さらには衣服や伝統音楽など、まさに“自由に持ち込まれた”計58組の約70作品や表現を展示します。会場は足立区千住仲町にある戦前に建てられた日本家屋、文化サロン”仲町の家”。歴史ある日本家屋で、さまざまな文化を感じるアートの世界が繰り広げられます。
持ち寄られた作品や表現の背景にある生活に想いを馳せながら、多文化社会と新たに出会える場にご期待ください
≪多国籍美術展「Cultural BYO...ね!」概要≫
●日時:令和4年12月3日(土)から25日(日) 午前10時から午後6時
※水曜日・木曜日休み
●場所:仲町の家(東京都足立区千住仲町29-1)
●入場料:無料
●その他
・会場が混雑した場合、入場を制限する可能性がございます。詳しくはWEBサイトをご確認ください。
・新型コロナウイルス感染症の状況などにより、プログラム内容は変更となる場合がございます。
[主催]東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
[助成]独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁
令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト補助対象事業(東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト 2022)

  • 日本在住海外ルーツの人々が“持ち寄る”さまざまな作品・表現を展示(以下は今回展示予定の作品)

 

KATHERINE FRANKEN《Tiffany》2020

 

Efrat Arielle Peleg ペレグ エフラート アリエル《Dancing Through》2022
 

Lea Embeli 《Paws and shoes》2022
 

Ido Ferber《Dead Vase》2022
 

長江春子(胡春平)《希望の春》2022

絵画や工芸、映像のみならず、衣服や伝統音楽、思い出のスパイスを使った料理などさまざまな種類の作品から、日本で暮らす海外ルーツの人々の思いを感じることができます。
 

  • 「Cultural BYO...ね!」を更に楽しめるイベントを予定しています。

作品を見て、感じたことや価値観を自由に話しながら作品を鑑賞する“ポットルックツアー”など、会期中のイベントを多数企画しています。詳しくはウェブサイトにて随時お知らせします。
https://aaa-senju.com/imi
≪ポットルックツアー詳細≫
日時:12月17日(土)、18日(日) 両日11時~/13時~/15時~
定員:各回6名
対象:どなたでも(ツアーは日本語で行います)
申込:事前申し込みが必要です。下記URLより専用フォームでお申し込みください。
https://aaa-senju.com/contact
 

  • 足立区千住の市民参加型まちなかアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」

「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」(通称「音まち」)は、足立区にアートを通じた新たなコミュニケーション(縁)を生み出すことをめざす市民参加型のアートプロジェクトです。主催は東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区。足立区に東京藝術大学千住キャンパスがあることがきっかけで2011年(平成23年)にスタートしました。
市民とアーティストが協働して、今回の催しのほか商店街で同時多発的にパフォーマンスを行う、千住・人情芸術祭「1DAYパフォーマンス表現街」や、千住仲町にある戦前に建てられた日本家屋を活用した文化サロン「仲町の家」の運営など、「音」をテーマとした多種多様なプログラムを展開しています。
https://aaa-senju.com/
 

  • 海外ルーツの人々の日常生活に焦点を当てるアートプロジェクト「イミグレーション・ミュージアム・東京(IMM東京)」

秋田公立美術大学教授、東京藝術大学非常勤講師で美術家の岩井成昭氏が主宰する、”音まち”のアートプロジェクトの一つです。今回行われる多国籍美術展「Cultural BYO...ね!」は、IMM東京のプログラムとして行われます。ミュージアムという名称でありながら、施設をもたず足立区の空き店舗や教会、古民家などを転々と移動しながらその時限りの体験ができる展示やイベントを展開しています。

 

【岩井成昭|Shigeaki Iwai(美術家、IMM東京 主宰)】
1990年代から多文化状況をテーマに、欧州、豪州、東南アジアにおける調査を進める。2010年からはプロジェクトベースの「イミグレーション・ミュージアム・東京」を主宰。その一方で拠点を秋田に置き、秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科の新設に参与したほか「辺境芸術」を標榜するなどさまざまな活動を並行して進めている。秋田公立美術大学教授、東京藝術大学非常勤講師。本企画の企画監修を行う。

 

  • アートを通じて子どもたちに多文化共生を伝える「IMM東京 エデュケーションプログラム」を実施

IMM東京は子どもたちに多文化共生を伝える目的で、足立区内の小学校を対象にアウトリーチ事業を行っています。海外ルーツのアーティストによるワークショップや、多様性を学ぶプログラムを展開。令和4年度は足立区内の4校の小学校で実施を予定しています。
 

  • 文化サロン「仲町の家」(なかちょうのいえ)

千住のまちをつくった祖先のひとり、石出掃部介吉胤(いしでかもんのすけよしたね)の子孫が大切に守ってきた戦前に建てられた日本家屋と、緑あふれる庭が広がる情緒深い空間です。「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」が文化サロンとして運営しており、展覧会や演劇、音楽公演などさまざまなアート活動が展開されています。

 

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