サテライトオフィス『point 0 satellite』が企業間の共創によりコワーキングスペース事業者として初めてオフィス内装の意匠登録を取得

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「働く」を再定義するために業界を超えて集まったpoint 0 committee17社(2022年11月現在 ※1)の協創/共創を推進する株式会社point0(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石原隆広、 以下point 0)は、コワーキングスペース事業者として初めて個室型サテライトオフィス『point 0 satellite』の「執務室の内装」について意匠登録されました。
今回意匠登録したのは、point 0 におけるオープンイノベーションにより実現した全室個室型のサテライトオフィス『point 0 satellite』の基本内装に関わるデザインです(意匠登録第1729630号)。各室の壁を隔てて並べられる従来の個室型オフィスとは異なり、向き合った個室の間にスペースを設けることで、現在注目を集める「バイオフィリックデザイン(※2)」の採用を容易にしました。バイオフィリックデザインは、閉鎖的になりやすい個室空間でも利用者のストレス軽減や集中力向上などの効果が期待できますが、本意匠によりバイオフィリックデザインに欠かせない植物の設置を効率的に行うことができ、導入の課題となっていた植物の設置コストや維持・管理などのランニングコストを削減できるようになります。

内装設計はpoint 0の参画企業であり、様々なワークスタイルの実態に基づきオフィスの環境づくりを手がける株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村雅行)と、商業施設や博物館等多岐にわたる空間づくりを手がける株式会社丹青社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋貴志)がデザインチームを編成して行いました(※3)。お互いの専門的な知見に加え、point 0が運営しているワーキングスペース『point 0 marunouchi』で実施されているさまざまな実証実験で蓄積されたデータを取り入れながらデザイン業務を推進しました。

  • 赤枠部分が今回登録された意匠にあたる。向き合った個室の間に新たにスペースを設け、目線が遮られるように植栽を配置。自然に囲まれているような安心感やリラックス感のなかで、より快適に仕事ができるよう、バイオフィリックデザインに調和する自然環境音(point 0参画企業であるTOA株式会社による)も取り入れている。

point 0は、「安心・快適に集中できる個室空間」をコンセプトに今回意匠登録を取得した内装を採用しているpoint 0 satellite(阪急阪神ONS powered by point 0、及びREALab powered by point 0)を現在全国に7ヶ所展開しており、今後も店舗ネットワークを拡大していく予定です。point 0ではこれからも参画企業の共創で得られる知見を活かし、オフィスと自宅以外の働く場を広く提供することで、新たなワークスタイルの実現をサポートしてまいります。

※1:ダイキン工業(株)、(株)オカムラ、パナソニック(株)、ライオン(株)、TOTO(株)、(株)MYCITY、アサヒビール(株)、TOA(株)、(株)丹青社、日本たばこ産業(株)、大建工業(株)、鹿島建設(株)、東京海上日動火災保険(株)、野村不動産ホールディングス(株)、セイコーエプソン(株)、日本マイクロソフト(株)、三菱地所(株)
※2:バイオフィリックデザインとは、『人間は本能的に木材や植物をはじめとした自然を好み、自然とのつながりを求める』という理論に基づく要素を取り入れたデザインのこと。
※3:『point 0 marunouchi』に続き『point 0 satellite』の設計にはクラインダイサムアーキテクツも参加している。

株式会社point0

https://www.point0.co.jp
東京都千代田区丸の内二丁目5-1 丸の内二丁目ビル4階
代表取締役社長:石原隆広
資本金:5億9,360万円(資本準備金含む) ※2022年10月現在
設立:2019年2月

point 0 satellite
https://top.point0satellite.work/

point 0 marunouchi
https://www.point0.work/

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