<11/26・埼玉県>【地球環境を考えるトークイベント2022秋】世界を幸せにする「緑化」成功への秘訣

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【当日取材のお願い】昨年60周年を迎えたオイスカ(国際協力NGO)が、2022年11月26日(土)さいたまスーパーアリーナにてトークイベントを開催。これまでオイスカが実践してきた、地域住民と向き合いながら取り組む持続可能な緑化の取り組みについて、アラル海での40,000haの沙漠緑化事業にクローズアップしてお伝えします。
オイスカ(国際協力NGO/本部:東京都杉並区)は、創立当初より人材育成に重点を置き、アジア太平洋地域を中心に農村開発や環境保全活動を推進。昨年創立60周年を迎え、50,000haの緑化をはじめとする10ヵ年計画(2021-2030)を発表しました。中でも、ウズベキスタンという新たな活動地での一大プロジェクトとして、アラル海における40,000haの緑化を掲げています。アラル海は世界第4位の大湖でしたが、半世紀でわずか10分の1にまで縮小。「20世紀最大の環境破壊」と言われるほどになっており、沙漠化による飛砂で住民の健康被害も深刻になっています。オイスカは、これまで培ってきた、単なる植林でない、現地に寄り添い、活動に従事する住民の生計向上にもつながる手法を用いた持続可能な緑化に挑戦します。

本イベントでは、太田猛彦氏(東京大学名誉教授/さいたま緑のトラスト協会理事長)、冨樫智氏(OISCA college LTD./沙漠化防止事業専門家)、長宏行(オイスカスタッフ/海外事業部)が登壇。アラル海での沙漠緑化事業にクローズアップし、これまでオイスカが実践してきた住民と共に取り組む緑化についてトークイベントを開催します。

 

【開催概要】
■日 時:2022年11月26日(土)14:00〜16:00
■会 場:さいたまスーパーアリーナ4階 TOIRO スペース4
(「さいたま新都心」駅下車/さいたま市中央区新都心8)
■開催方式:会場およびオンライン:100名 事前申込制。
詳細は➡オイスカHP「イベント・募集情報」 https://oisca.org/events/221126/
チラシ(PDF)➡https://prtimes.jp/a/?f=d5065-20221121-3aa9528a93782f7bfd64c057361751ed.pdf
■登壇者紹介:
 ●コーディネーター
 太田猛彦氏(東京大学名誉教授)
 東京都出身。さいたま市在住。東京大学農学部卒業後、東京農工大、東京大学、東京農業大で森林環境学、森林水文学、治山・砂防学の研究・教育に約40年携わる。この間、砂防学会、日本森林学会、日本緑化工学会の会長および日本学術会議会員を務めたほか、「東日本大震災に係る海岸防災林の再生に関する検討会」座長を務めるなど、国や都県の関連行政機関とも関わる。現在はFSCジャパン代表、みえ森林・林業アカデミー学長、かわさき市民アカデミー理事長、さいたま緑のトラスト協会理事長などを務める。著書は『森林飽和-国土の変貌を考える』(NHK 出版)など
●パネリスト
 冨樫智氏(OISCA college LTD./沙漠化防止事業専門家)
 中国内モンゴルで2001年から沙漠化防止活動を開始し、1,400ha、207万本の緑化を行う。2015年からウズベキスタンでもスタート。地元農牧民と漢方薬の栽培を行いながら、塩害や沙漠化防止の研究も行う。専門は林学、土壌学(農学博士)。千葉大学非常勤講師
 長宏行(オイスカスタッフ/海外事業部)
 海外事業部調査研究担当部長。海外における緑化をはじめとした環境保全事業の責任者。マングローブ、海岸林、山の緑化を長年担当。開発学修士

【オイスカ団体概要】
■活動国・組織:
1961年設立。本部を日本に置き、現在アジア、大洋州、南米など、41の国と地域にネットワークを持ち活動する国際協力NGO(理事長:中野悦子)。海外研修センター22ヵ所、国内研修センター4ヵ所、国内支部13ヵ所

■活動実績: 
・農村地域の若者を国内外の研修センターで累計約37,000人研修し、地域の開発や環境の保全活動に貢献
・陸の植林や沿岸部のマングローブなどを国内外累計約23,000ha植林し、自然環境保全と防災に貢献
・子どもたちが木を植え、育てる、森づくり活動を行う「子供の森」計画を世界の5,400校以上で実践

タイのマングローブ植林地は世界遺産登録を目指すタイのマングローブ植林地は世界遺産登録を目指す

 

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