ワールド・ベースボール・クラシック2023の日程、会場、組分けが決定

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日本、台湾、アリゾナ、フロリダがワールド・ベースボール・クラシックの会場に準決勝・決勝を含む全3ラウンド制で、準決勝・決勝はマイアミのローンデポ・パークで開催。2023年の本大会出場枠は20か国に拡大され、今年9月にレーゲンスブルク(ドイツ)とパナマシティ(パナマ)で予選を開催。
World Baseball Classic, Inc.(WBCI)は本日、2023年のワールド・ベースボール・クラシックの日程、会場、組分けを発表しました。第5回目の大会となる本大会は、2023年3月8日〜21日の日程で、台中インターコンチネンタル野球場(台湾)、東京ドーム(日本)、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールド(アリゾナ州フェニックス)、マイアミ・マーリンズの本拠地ローンデポ・パーク(フロリダ州マイアミ)の4か所で開催されます。

2023年の大会では参加国が過去最多の20か国に拡大されます。2017年の大会に参加した16チームは招待参加となり、2023年の大会に自動的に出場。2022年に開催される予選を勝ち抜いた4か国がこれに加わります。予選はレーゲンスブルク(ドイツ)のアーミン・ウルフ・アレーナで9月16日〜21日に、またパナマシティ(パナマ)のロッド・カルー・スタジアムで9月30日〜10月5日に開催されます。2023年のWBCの第1ラウンドは、5チームごとの組に分かれて総当たり戦で行われます。第1ラウンドでは4つのグループそれぞれの上位2チームが準々決勝に進みます。準々決勝の各組の上位2チームがチャンピオンシップ・ラウンドへ進みます。

台中では3月9日〜13日にA組の試合が開催されます。A組にはチャイニーズ・タイペイ、キューバ、イタリア、オランダ、そして2022年の予選突破チームが入ります。台湾でWBCが開催されるのはこれが2回目となります(2013年の大会でも台中インターコンチネンタル野球場が試合会場となりました)。

「2013年のワールド・ベースボール・クラシックは今でも台湾の野球ファンの心に強い印象を残している国際大会でした」と、Bros Sports Marketing Co. LTD.の社長であるモージー・フー氏は語ります。「チャイニーズ・タイペイのチームの地元での大活躍は、数多くの台湾の野球ファンの胸に深く刻み込まれています。Bros Sports Marketing Co.にとって、2023年3月に再びワールド・ベースボール・クラシックを台湾で開催できることは大きな誇りです。再びここで素晴らしい大会を開催できるように努めます。参加各国の連盟の皆様をはじめ、世界中から多くのファンの皆様をお迎えできることを楽しみにしています」

東京ドームはこれまでの4回の大会(2006年、2009年、2013年、2017年)で毎回予選ラウンドの会場となってきました。2023年大会では、東京ドームは第1ラウンドのB組の試合と、さらに準々決勝ラウンドの会場となります。B組の試合は3月9日〜13日の日程で行われます。B組の出場国は日本、韓国、中国、オーストラリア、そして2022年の予選突破国となります。準々決勝は3月15日〜16日に行われ、B組の上位2か国と、台湾で行われるA組の上位2か国が登場します。

「2年にわたる延期を経て、2023年にようやく開催されるワールド・ベースボール・クラシックに向けたWBC Inc.の大いなる尽力に対して、私たちは最大限の敬意を払っています」と、読売新聞東京本社 執行役員事業局長の山田隆氏は話します。「今大会の開催は、世界の団結を示すという意味において、これまでの大会よりも大きな意義を持つものになります。5大会連続の開催地となる東京は、すべてのエネルギーを注ぎ込み、すべての人々のために、目標である大会の成功を実現できるように努力することをお約束します」

これまで2006年と2013年の予選ラウンドで会場として使用されてきたチェイス・フィールドが、2023年の大会で再びワールド・ベースボール・クラシックの舞台となります。第1ラウンドのC組の試合がこの会場で3月11日〜15日に開催されます。C組で戦うのは、前回優勝チームである米国、そしてカナダ、メキシコ、コロンビア、予選突破国です。

「2023年のワールド・ベースボール・クラシックの会場として、チェイス・フィールドにファンの皆様をお迎えできることは私たちにとって大きな名誉であり喜びです」と語るのは、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの社長兼CEO、デリック・ホール氏です。「この大会がアリゾナで開催されることは、国際的なメジャースポーツイベントの会場として、アリゾナが高い評価を受けてきたことのひとつの証でもあります。米国、メキシコ、カナダ、コロンビア、そしてさらに予選を突破したもう1か国のファンの皆様がこの地を訪れ、世界最高峰の才能あふれる選手たちのプレーに声援を送るということは、私たちダイヤモンドバックスにとっても誇らしいことです。2013年のWBCでは、ファンの人々の力によって、記憶に残る熱気に満ちた雰囲気がスタジアムに生み出されました。来年も再び、野球ファンの誇りと情熱がこの地で示されることになるでしょう」

マイアミのローンデポ・パークは、ワールド・ベースボール・クラシックの大会史上初めて、全3ラウンドの試合がすべて開催される会場となります。第1ラウンドのD組には、2017年の大会で決勝に進出したプエルトリコ、そしてベネズエラ、イスラエル、ドミニカ共和国、2022年の予選突破国が入ります。試合は3月11日〜15日に開催されます。北米で行われる準々決勝にはC組とD組の上位2か国が出場し、開催日程は3月17日〜18日となります。また、準決勝と決勝は3月19日〜21日に開催されます。

「メジャーリーグベースボールとメジャーリーグベースボール選手会によって、ローンデポ・パークが2023年のワールド・ベースボール・クラシックの全3ラウンドの会場として選ばれたことを、ファンやパートナー、そしてフロリダ州南部の地域の皆様とともに名誉に感じています」と、マイアミ・マーリンズの会長兼筆頭オーナーであるブルース・シャーマン氏は語ります。「世界中のファンの皆様をローンデポ・パークにお迎えできることを楽しみにしています。権威あるこの大会には数多くのトッププレーヤーたちが参加し、ファンの声援がスタジアムにあふれることでしょう」

ワールド・ベースボール・クラシックは、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認の国別対抗の野球世界一決定戦です。

World Baseball Classic, Inc.について
World Baseball Classic, Inc.(WBCI)はメジャーリーグベースボール(MLB)およびメジャーリーグベースボール選手会(MLBPA)の指示の下、ワールド・ベースボール・クラシックの大会運営を行うために設立された会社です。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認のこの大会は、MLB、MLBPA、日本プロ野球(NPB)、韓国野球委員会(KBO)、および両国の選手協会、その他世界各国のリーグおよび選手の後援を受けています。

ワールド・ベースボール・クラシックについて
ワールド・ベースボール・クラシックは最高峰の国際野球大会であり、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認の国別対抗の野球世界一決定戦です。世界最高の選手たちがそれぞれの国・地域を代表して出場します。過去の大会は2006年3月、2009年3月、2013年3月、そして2017年3月に開催され、全世界で340万人以上のファンが試合観戦のために会場を訪れています。ワールド・ベースボール・クラシックの前回大会(2017年)の優勝国は米国でした。決勝でプエルトリコを破って優勝を果たしています。次回のワールド・ベースボール・クラシックは2023年3月に開催され、世界中から野球の強豪国が集結し、トップクラスの選手たちが出場します。

世界野球ソフトボール連盟について
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、野球とソフトボールを統括する国際スポーツ団体です。2013年に国際野球連盟と国際ソフトボール連盟の合併によって設立されました。WBSCは、プレミア12、ワールド・ベースボール・クラシック、各年代のワールドカップなど、世界141の国・地域(208連盟)の代表チームが参加するすべての国際大会を統括しています。詳細はwww.wbsc.coをご覧ください。

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