- 協業の背景と目的
現在の地場建築業界は、世界的な物価高騰や固定金利型の住宅ローン金利上昇のさなかにあり、厳しい市場環境となっています。 特に多くの住宅会社は「アナログ産業で生産性が悪い」「どんぶり勘定で、属人的な採算管理」といったような業務管理に関する悩みを多く抱えています。
この課題に対し「株式会社 CONOC」の提供する業務管理ソフト「CONOC」は、業務を デジタル化することで簡素化し、また見える化することで利益率の向上をはかることが期
待されます。新サービス『D-mot』の主要コンテンツとしてCONOCを組み込み、設計・開発することで、両社はDX 推進に有効な商品開発を通じて、地場建設業界の持続的な発展を目指していきます。
- 『D-mot』について
エンドユーザーにとって最適な住宅ローンを AI で提案する「住宅ローン比較ツール」や「クラウド型工事原価管理ツール」など、IT を活用した複数のコンテンツを盛り込み、地場建築業界にとって導入ハードルが高い DXをサポートする新サービスです。
より多くのビルダー・工務店が導入できるよう、2022年11月18日より、無料でサービスを提供します。
■主要コンテンツ
①最適な住宅ローンをAIでマッチング
住宅ローン比較ツール「モゲレコ」は、エンドユーザーが必要情報を入力す るだけで「金利順」「保険充実順(どれだけ保険が充実しているか)」など、重 視するポイントごとに自動で整理された住宅ローンランキングや、自身に合っ た住宅ローンを確認することができるツールです。
また、金融のプロフェッショナルがコンサルタントとなり、「モゲレコ」を活用して複雑な住宅ロー ン選びをサポートすることで、エンドユーザーの住宅購入の後押しをするだけでなく、ビルダー・工務店が家づく りの提案に集中する時間も創出します。
②現場目線で作られたクラウド型業務管理で業務改善
2023 年 10 月から義務化されるインボイス制度への対応も可能 である、クラウド型業務管理システム「CONOC」の活用により、 見えづらい業務を可視化し、業務改善・収益増加が実現可能となります。
属人化しやすいアナログ業務をクラウドで管理することにより、地場建築業界の DX 促 進を目指します。
③環境対応住宅のサポート
太陽光発電システムのリースパッケージ「@電化パック」の 活用により、太陽光発電システムにかかる費用を住宅本体価 格に含める必要がなくなります。ビルダー・工務店はソーラーパネル付き住宅の販売価 格を下げることができ、減額分でエンドユーザーの希望に沿ったオプションを提案することも可能となります。
さらに、当社建築コンサルティング事業で展開する部資材共同購入サービスを活用 し、低価格な断熱材や省エネ機材を購入することで、コスト削減だけでなく将来的な ZEH 対応義務化にも備える ことができます。
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■ 株式会社ナックについて
https://www.nacoo.com/
1971年に株式会社ダスキンのフランチャイズ加盟店として創業して以来、「暮らしのお役立ち」「消費者のお困りごとを担う」を軸とした複合企業体として、積極的な事業領域の拡大を行ってまいりました。2021年には創業50周年を迎え、現在ではダスキン事業を中核とするレンタル事業に加え、宅配水事業を展開するクリクラ事業、地場工務店の経営支援を行う建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業と、住まいと生活に関わる幅広い領域において全国で100万件を超えるお客様とダイレクトにつながりを持ち、さらなる成長を続けております。
・「建築コンサルティング事業」公式サイト:https://www.nac-consul.com/
■ 株式会社CONOCについて
長年建設業に従事してきたCONOCは、2021年6月、創業から目指している建設業界のDX化に向けたCon-tech事業を展開していくことを決意。「建設業界の常識を、ひっくり返す。」というコーポレートステートメントを策定し、Construction(建設)の頭文字である「CON」と、ひっくり返した「NOC」を組み合わせた「CONOC(コノック)」という社名に変更しCon-tech事業を展開している。
[設立]2010年3月(創業2004年1月)
[代表者名]代表取締役 山口 一
[資本金]120,634,000 円(資本準備金 110,634,000円含)
[事業内容]Con-tech事業
[コーポレートサイト] https://conoc-dx.co.jp/
「CONOC業務管理システム」に関するお問合せ:https://system-lp.conoc.jp/