- 大阪市内において必要な喫煙所数は367カ所との試算
- 喫煙所の設置不足によって大阪市内の商店街におよぼすビジネス上の悪影響は年間252億円に達する試算
大阪市は、2025年1月に大阪市内全域において路上喫煙を禁止するという方針を示し、現在、各種議論が進展しています。
大阪市商店会総連盟は、市内商店会へも影響等が生じる可能性があることから当該動向を注視しており、今回、当社は、大阪市商店会総連盟より依頼を受け、市内全面禁煙化に伴い必要となる喫煙所数や商店街への影響等に対する調査を実施いたしました。
本レポートが路上喫煙全面禁止と並行して、商店街の地域商業者の商業活動を守る施策を検討する際に役立てられることを期待したい。
<本レポートについて大阪市商店会総連盟より>
『喫煙所の整備については、各商店会によって様々なニーズや意見があるため、各商店会の実情に応じて進めて行くべきと考えていますが、必要喫煙所数の試算結果は、今後の参考にしていただきたい。また、市商連常任理事会において各理事にアンケートを取ったところ、約半数の区にて「各商店会に最低1か所を設置すべき」との声が寄せられる一方で大阪市側から明確な喫煙所整備計画が示されていないことから 「設置場所」・「設置費用」・「管理コスト」 等に対して不安に感じているなど様々な意見も出ました。 以上を踏まえ、今後、喫煙所整備計画の策定および実際の設置場所を検討する際には、商店会をはじめとする地域コミュニティの意見も参考にしていただきたい。』 との意見を本レポートに掲載いたしました。
<株式会社プランワークス トレンドラボについて>
「トレンドラボ(Trend Laboratory)」は、株式会社プランワークスの調査部門として設立されたもので、商品開発のための市場調査だけでなく、企業の意思決定に関わる行政情報や、海外のネットワークと連携し、多言語での調査も実施する専門チームです。委託業務だけでなく、テーマを決めて独自の調査も実施します。多種多様な調査手法が提案可能でお客様の課題解決に向けて最適な手法を提供いたします。
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