【調査結果】ふるさと納税に関するアンケート調査|デジタル保険代理店「コのほけん!」

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デジタル保険代理店「コのほけん!」を運営する Sasuke Financial Lab 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井清隆、以下「当社」)は、「ふるさと納税に関するアンケート調査」を実施しましたので、調査結果をお知らせいたします。

調査期間は2022年10月28日の1日間で、全国の20歳以上の男女を対象に、インターネットリサーチを実施し、360名の有効回答を集計しました。

アンケート記事詳細→https://konohoken.com/insurance/reports/12344/

【調査背景】
「ふるさと納税」は、2008(平成20)年4月の地方税法等の改正で始まった制度で、都道府県、市区町村への「寄附」をするものです。
通常の自治体への寄附は、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除される形ですが、「ふるさと納税」の場合、自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。

そして通常の寄附と「ふるさと納税」が大きく異なる点が「返礼品」の存在です。

「ふるさと納税」では、寄附した自治体の特産品・名産品・特典などが感謝の印として贈呈されます。一部自治体で返礼品が高額であることから問題になりました。

2019年6月の制度改正で、各自治体は「返礼品の調達額(返礼率)を寄付金額の3割以下」が義務づけられましたが、自己負担額2,000円を除いた全額が原則控除になる点と、自治体からの返礼品が得られることが現在も最大のメリットとなっています。

「ふるさと納税」がはじまってから14年経ちますが、実際にどれだけの人がふるさと納税で寄附の経験があるのか、寄附の予算や寄附する自治体を選ぶポイント、寄附の申告は確定申告なのかワンストップ制度なのかも含めて調査いたしました。

【調査結果サマリー】

  • ふるさと納税で寄附をしたことがある人は24.7%、一度も寄附をしたことがない人が65.8%
  • 2022(令和4)年度のふるさと納税の寄附予算額は「0円(寄附する予定なし)」が最多 65.0 %
  • 自分のふるさと納税の上限額を「把握していない」と自覚がある人は約4割、約7割の人が「ふるさと納税」の自分の上限額を知らない
  • 約8割の人が寄附する予定の自治体数は「1〜5ヶ所」
  • 約6割の人が返礼品の内容重視
  • 返礼品は「肉類」「魚介・海産物」「果物・フルーツ」「米・穀類」の順で食べ物が人気
  • 寄附金の使い道を「指定しない」人が40.4 %である一方、「指定する」28.1 %・「使い道があらかじめ決まった寄附をしている」9.6 %合わせて37.7 %の人が「ふるさと納税の寄附金の使い道(使われ方)」を意識している
  • ふるさと納税の寄附の申告方法は「ふるさと納税ワンストップ特例制度」よりも「確定申告」が僅差で多い結果に

【調査結果詳細】
Q1.ふるさと納税で寄附をしていますか?N=360

  • 最多は「一度もしたことがない」 65.8 %

ふるさと納税で寄附をしているか?の質問に対し、寄附をしたことがある人は24.7%、一度も寄附をしたことがない人が65.8%で、約7割に近い方が「ふるさと納税」の寄附制度を利用したことがない実態がわかりました。

寄附をしたことがある人の内訳は、「ほぼ毎年寄附している」が13.6%、「ときどき寄附している」が3.3%、「過去に数回寄附したことがある」が7.8%となっています。

Q2.2022(令和4)年のふるさと納税の予算はいくらですか?(「ふるさと納税を知らない」「わからない」と回答した方を除く)N=326

  • 最多は「0円(寄付する予定なし)」 65.0 %

2022(令和4)年の「ふるさと納税」の予算について質問したところ、「0円(寄付する予定なし)」 65.0 %がもっとも多く、「ふるさと納税」の寄附の予算は、5万円以下の層が多い結果となりました。

Q3.ご自身のふるさと納税の控除の限度額を把握されていますか?(「ふるさと納税を知らない」「わからない」と回答した方を除く)N=326

  • 最多は「把握していない」44.8 %

ご自身の「ふるさと納税」の上限額について、「把握していない」人が44.8%、「わからない」と回答した人の22.1%と合わせると、実に66.9%の人が、自分がふるさと納税がいくらまで可能かということを把握していない・わからないという結果になりました。

Q4.寄附予定の自治体数はいくつですか?(「0円(寄附する予定なし)」と回答した方を除く)N=114

  • 最多「1〜5カ所」84.2 %

 

 

寄附する予定の自治体数を質問したところ、約8割の人が「1 〜5ヶ所」と回答されました。寄附の申告について、ワンストップ特例制度を利用する場合は5ヶ所までとなっているので、その影響もあるかもしれません。

Q5.寄附するときに何を基準にして選びますか?一番比重が大きいものを選んでください。(「0円(寄附する予定なし)」と回答した方を除く)N=114

  • 最多は「欲しいものかどうか(返礼品の内容)」66.7 %

「ふるさと納税」の寄附の基準は、返礼品の内容で選ばれる方が多いようです。やはり、返礼品の内容は気になるところですね。

Q6.ふるさと納税の返礼品はどんなもの(種類)を選びますか?(複数回答)(「0円(寄附する予定なし)」と回答した方を除く)N=114

  • 最多は「肉類」59.6 %

返礼品の内容(種類)について質問したところ、食品類を選ぶ方が多く、一番多かったのが「肉類」59.6 %、次いで「魚介・海産物」 47.4 %、「果物・フルーツ」36.8 %、「米・穀類」28.1 % と続きます。

Q7.寄付金の使い道を指定しますか?(「0円(寄附する予定なし)」と回答した方を除く)N=114

  • 最多は「指定しない」40.4 %

「ふるさと納税」では寄附金の使い道を指定するかどうかの質問に対し、「指定しない」人が40.4 %でしたが、一方で、「指定する」28.1 %、「使い道があらかじめ決まった寄附をしている」9.6 %で合わせて37.7 %の人が「ふるさと納税」の寄附金の使い道(使われ方)を意識しているということがわかりました。

Q8.ふるさと納税の寄附の申告の方法はなんですか?N=114

  • 最多は「確定申告」36.8 %

「ふるさと納税」の寄附の申告方法を質問したところ、「確定申告(所得税と住民税からの控除)」36.8 %、「ふるさと納税ワンストップ特例制度(住民税からの控除)」31.6 %となりました。

「確定申告」は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得について、翌年2月16日から3月15日までの間までの間に行い、所得税を納付するものです。「ふるさと納税」をはじめとした各種所得控除がある場合に、所得税から控除され、還付金が発生します。住民税分については、翌年の住民税から控除されることになります。

「ふるさと納税ワンストップ特例制度」は寄附した自治体が5ヶ所までの場合、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に翌年の1月10日必着で提出することで、確定申告なしに住民税からの控除を受けることができます。

翌年度の住民税から控除する形になり、還付金はありません。

なお、ワンストップ特例制度で申請を行なっても、他の理由(住宅ローン減税や医療費控除など)で確定申告を行う場合は、ワンストップ特例制度の適用を受けられなくなるのでご注意ください。

その年の1月1日から12月31日の1年間に「ふるさと納税(寄附)」を行った分が当年度の所得税の還付、翌年度の住民税の控除の対象となります。今年2022(令和4)年度の「ふるさと納税(寄附)」の期限は12月31日(土)までに着金の確認がとれたものになりますので、ご検討中の方は余裕をもって行われることをおすすめします。

【関連記事】
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【調査概要】

  • 調査名:ふるさと納税に関するアンケート調査
  • 調査主体:自社調べ
  • 調査対象:全国の20歳以上の男女
  • 調査期間:2022年10月28日の1日間
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 対象者:属性詳細

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