アストラゼネカでは、2019年には、パートナーシップ制度に対応し社内規定を一部変更し、2021年6月には、日本国内における婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を募るキャンペーン「Business for Marriage Equality( http://bformarriageequality.net/ )」への賛同を表明しました。また、同年、大阪市主催の第2回「大阪市性の多様性尊重大賞」にも入賞いたしました。
そして当社は、性的マイノリティの当事者を理解し、働きやすい環境づくりのために社員への働きかけも不可欠であると考えています。そのため、当事者を支援する社員(アライ)と当事者が参加できる社内SNSグループ(AZ Japan Pride)と、当事者のみが参加できる社内非公開SNSグループ(AZ Japan Pride Rainbow)を立ち上げ、心理的安全性を確保したうえで自由で働きがいのある職場(Great Place To Work)づくりのための意見交換を行う仕組みを構築しています。世界的な啓発月間である6月のプライド月間には勉強会や関連図書の展示を行っており、今年からは無記名での意識調査を始めるなど、性的マイノリティの当事者への社内理解を深め、アライを増やすための継続的な活動を展開しています。
アストラゼネカの執行役員 人事本部長である奥村由香は次のように述べています。「今回Pride指標への初申請でGoldを受賞できたことを嬉しく思います。アストラゼネカでは、すべての社員が性別、年齢、人種、障がいの有無、性的指向や異なる考え方を持っていることに関わらず、「自分らしさ」を大切に共に働くことができる「働きがいのある職場」づくりをさらに進めていきます」。
アストラゼネカでは、複数の製薬会社と合同での勉強会を実施するなど、性的マイノリティの方の働きがいのある職場を製薬業界全体で構築すべく、各社と協業しながら活動の幅を広げています。
アストラゼネカのインクルージョン&ダイバーシティ (I&D) の使命は、多様性を競争上の優位性として活用し、社員一人ひとりが力を発揮できる公平な環境を作り出すことです。私たちは多様性を尊重する企業文化のもと、だれもが自由に意見を発言し、また、日々成長していける仕組みづくりに力を注いでいます。
以上
(※1)work with Pride:
企業などの団体における性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。詳細はこちら http://workwithpride.jp/about-us/ をご参照ください。
(※2)「PRIDE指標」:
日本の職場におけるLGBTへの取り組みの評価指標として、任意団体「work with Pride」が策定しています。本指標はLGBTの人々が誇りをもって働ける職場の実現を目指し、以下の5つの評価指標で構成されています。詳細はこちら http://workwithpride.jp/pride-i/ をご覧ください。
1. Policy (行動宣言)
2. Representation (当事者コミュニティ)
3. Inspiration (啓発活動)
4. Development (人事制度・プログラム)
5. Engagement/Empowerment (社会貢献・渉外活動)
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アストラゼネカについて
アストラゼネカは、 サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、 主にオンコロジー、 希少疾患、 循環器・腎・代謝疾患、 呼吸器・免疫疾患からなるバイオ・医薬品において、 医療用医薬品の創薬、 開発、 製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。 英国ケンブリッジを本拠地として、 当社は100カ国以上で事業を展開しており、 その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。 詳細については https://www.astrazeneca.com または、 ツイッター https://twitter.com/AstraZeneca (英語のみ)をフォローしてご覧ください。
日本においては、 主にオンコロジー、 循環器・腎・代謝、 および呼吸器・免疫を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。 アストラゼネカ株式会社については https://www.astrazeneca.co.jp/ をご覧ください。 フェイスブック https://www.facebook.com/AstraZeneca.Japan/ と インスタグラム https://www.instagram.com/astrazenecajapan/ もフォローしてご覧ください。