このたび、当社は世界経済フォーラムのグローバル・イノベーターズ・コミュニティに参画します。これは当社が開発・提供する線虫がん検査「N-NOSE®」の研究開発力・技術力に加え、生物の嗅覚をセンサーに用いるという新発想とがんの一次スクリーニング検査という斬新なビジネスモデルへの、地球規模の課題解決に貢献するイノベーションとしての期待を反映したものだと考えております。
当社は、よりよい世界をつくるためのリーダーの一員となったことに矜持を持ち、今後も研究・開発の歩みを緩めず、事業の拡大を目指してまいります。
なお、当社代表の広津崇亮は、2023年1月に、スイスのダボスで開催される、世界経済フォーラム年次総会(通称:ダボス会議)に出席します。
【参考】
- 世界経済フォーラムとは
世界経済フォーラムは、官民両セクターの協力を通じて世界の現状の改善に取り組むことを目的とする国際機関として、政府、ビジネス界、学術界および市民社会の第一線で活躍するトップリーダーと連携し、世界をより良くすることを目的に様々な活動を行っています。1971年に非営利財団として設立され、スイスのジュネーブに本部を置く同フォーラムは、独立性および公平性を保ち、いかなる利害関係とも結びつくことなく最高水準のガバナンスを維持しながら、グローバルな公益のために起業家精神を発揮し、同時に道徳的かつ知的な誠実さをそのすべての活動の中心に据えています。
- 線虫がん検査N-NOSE(エヌノーズ)について
嗅覚に非常に優れた線虫という生物が、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した検査です。以下6つの特長を有しています。
①簡便:健康診断と同じく、わずかな尿で検査可能
②安価:線虫の飼育コストが安いため、検査料金を安価に提供可能
③高精度:感度は86.3%(※1)
④早期発見:早期がん(ステージ0、1)にも反応
⑤非侵襲:尿で検査できるので、痛みなどの苦痛を伴わない
⑥全身網羅的:一度の検査で全身(※2)のがんリスクを調べることが可能
※1 日本がん予防学会(2019年6月)、日本人間ドック学会(2019年7月)、日本がん検診・診断学会(2019年8月)発表データより
※2 線虫が反応することが分かっているがん種:胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭(15種類)
- 【HIROTSUバイオサイエンス 会社概要】
会社名 株式会社HIROTSUバイオサイエンス
所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名 代表取締役 広津 崇亮
設立年月 2016年8月
主な事業内容 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト https://hbio.jp/
サービスサイト https://lp.n-nose.com/