この取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で実施するものです。
宮城海ごみなくし隊: https://www.khb-tv.co.jp/s001/010/umi-gomi/product2022/
南三陸ワイナリー: https://www.msr-wine.com/
■南三陸ワイナリー代表 佐々木道彦さんのコメント |
海中熟成ワインというのは、沈没船から取り出したワインがとても美味しかったということから、ヨーロッパの一部のワイナリーなども行っている熟成方法です。我々もワイナリーの目の前が志津川湾の海ですので、その海の恵みを使ってワインの熟成を速める試みを行っています。飲んだ感覚で言うと、地上と比べて2倍~3倍程度速く熟成が進んだ感覚で、まろやかで味わいのバランスがよいワインになっています。 この取り組みを地元の牡蠣漁師の方々と一緒に参加型のイベントとして継続開催することで、志津川湾の豊かな漁場で育まれている美味しい食材のことを知ってもらい、ワインを通して南三陸の自然や食を楽しみ、人と人とのつながりを深められたら、と思っています。 |
■ダイレクトに違いがわかる!飲み比べイベントでは半数以上が「味がよりまろやか」と回答
東京・池袋にある宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」では、同期間のあいだ「地上で熟成させたワイン(A)」と「海中で熟成させたワイン(B)」の、飲み比べイベントが行われました。参加者からは「たった半年間でここまで差が出るとは思わなかった」「ダイレクトに海の恵みを感じられて面白い」といった驚きの声が聞かれました。
今回のコラボレーション海中熟成ワインは、南三陸ワイナリーオンラインショップでお買い求めいただけます。
■南三陸ワイナリー×宮城海ごみなくし隊「海中熟成ワイン」
プロダクト概要:
『志津川湾 海中熟成ワイン MERLOT 2020』(赤・辛口)6,600円(税込)
志津川湾の牡蠣棚に吊るし、海中で9ヶ月間熟成させた辛口のメルロです。2020年秋に仕込み、2021年4月に瓶詰後、2021年10月~2022年7月までの9ヶ月間、海中で熟成させました。海中で熟成が早まり、バランスが取れ、まろやかで落ち着いたタンニンが特徴のワインです。(南三陸ワイナリーオンラインショップより)
『志津川湾 海中熟成ワイン CHARDONNAY 2021』(白・辛口)5,500円(税込)
志津川湾の牡蠣棚に吊るし、海中で半年間熟成させた辛口のシャルドネです。2021年12月に瓶詰後、2022年1月に志津川湾に沈め、2022年7月および8月まで約半年間、海中で熟成させました。南三陸の戸倉の牡蠣漁師の協力のもと、牡蠣棚に養殖の牡蠣と同じように吊るしたシャルドネは、海中で熟成が早まりまろやかな味わいとなりました。(南三陸ワイナリーオンラインショップより)
■販売場所:
南三陸ワイナリーオンラインショップ https://www.msr-wine.com/ (11/10(木)~予定)
※数量限定販売のため、売り切れの際はご容赦ください。
今後とも宮城海ごみプロジェクト実行委員会では、「海中熟成ワイン」のように”海の恵みをダイレクトに感じられる”プロダクト情報の情報発信、体験機会の創出を通じ、海洋美化の重要性を訴えかけてまいります。
<団体概要>
団体名称:宮城海ごみプロジェクト実行委員会
URL:https://www.khb-tv.co.jp/s001/010/umi-gomi/
活動内容:海ごみを減らすための活動、情報発信による海ごみ問題の啓発
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/