リテールAIアワード2022:リテールAI研究会、小売流通業界へのAI導入・DX推進に貢献した企業4社を表彰

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一般社団法人リテールAI研究会(所在地:東京都千代田、代表理事:田中雄策)は、同研究会が推進する「リテールAI」分野の業界発展に貢献した4社に対し、「リテールAIアワード2022」を贈呈します。また、11月16日(水)15時よりパシフィコ横浜にて授賞式を開催し、4社の中から大賞を発表します。

<リテールAIアワードについて>
「リテールAIアワード」は、同研究会に参加する 245 社(11月1日現在、正会員101社、流通会員27社、賛助会員112社)の会員社から、特に先進的な取り組みをしている企業を表彰することで、小売流通業界全体のデジタル化の機運を盛り上げることを目的に、昨年度より設置されたものです。今年度の授賞式は、11月16日(水)15時より、パシフィコ横浜で開催されるRetail AI Expo 2022会場内で執り行います。詳細はリテールAIアワード特設サイトをご覧ください。

<リテールAIアワード特設サイト>
https://retail-ai.or.jp/award2022

<受賞者および選考理由>

■小売流通部門:
イオン九州株式会社様
イオン九州様は、入会されてからの半年間において、他社を圧倒するスピード感でデジタル化を進められております。当会のセミナーでの事例発表だけでは終わらず、会員企業を巻き込んだサプライチェーン改革の推進、リテールメディアの活用、リテールAI検定の受講など、全方位に渡り挑戦を続けられており、大変勇気づけられるものであります。SQLやPythonを使いID‐POSの実データで分析を行うシルバー検定では、他の小売業を大きく上回る分析結果を残され、講師陣に衝撃が走ったのは記憶に新しいところであります。また、店長職においてもデジタル資格の取得を義務化するなど、全社に渡り挑戦されている姿勢を高く評価させていただきました。

■卸部門:
ヤマエ久野株式会社様
オープンな商品マスタを構築するプロジェクト「 J-MORA」にて、改廃業務の効率化など、従来からある課題に対して、先駆けて取り組まれ、生産性を向上させる実証実験を実施されました。卸売業が厳しい立場に置かれる中、他の卸売業も巻き込んで業界全体の業務効率化を進める姿勢は、次世代の卸売業のリーダーの姿を感じさせる取り組みだと思います。自社のデジタル化だけではない業界全体への貢献について、感謝の意を表したいと思います。

■メーカー部門:
サントリー株式会社様
人材育成について飛びぬけた実績を残されております。サントリー様は、当会のブロンズ検定をはじめとし、継続して数百人単位でのDX研修を実施されている、業界の中でも最も人材育成に投資されている企業であることは間違いないでしょう。実証実験や事例発表についても積極的に行われており、得られた知見を業界全体へ還元することは、なかなかできることではないと思います。業界のトップランナーとして、高く評価させていただき、リテールAIアワードをお贈りします。

■ベンダー部門:
株式会社True Data様
データコンペへの協賛、オープンな商品マスタJ-MORAへのデータ提供など、データの民主化を強く推進されており、データの共有や活用に対して後ろ向きな業界の空気感に、一石を投じる活動をされております。今後、業界のデジタル化は、データ共有を中心に進んでいくことが予想されており、製配販においてデータが流通していく時代となります。引き続き、業界におけるデータの民主化を先導されていく期待も込めまして、リテールAIアワードをお贈りします。

<リテールAI研究会について>
一般社団法人リテールAI研究会は、リテール分野におけるAIテクノロジー活用に関する情報の共有や知識の獲得、企業の垣根を越えた連携を目的に2017年5月に発足。メーカー、卸、小売等を中心に240を超える会員企業で構成されています。

(リテールAI研究会  サイト:https://retail-ai.or.jp/

<本件に関するお問合せ>
一般社団法人リテールAI研究会事務局
メール:info@retail-ai.or.jp

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