2020年9月30日に締結した覚書(第2弾)では、両社は連携をより強化し、DX に向けたBIMの連携や基盤整備、新たな働き方やワークフローを目指したプロセスやツール類を整備。主に図面作成に使用していたBIMモデルを見積や工場製作のデータなど、次工程に連携したり、施工現場の進捗を確認したりするなど、BIMの活用バリエーションを増やしています。
●参考:2020年9月30日に発信したニュースリリース
https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20200930151602.html
そしてこのたび、BIMやDXの取り組みを新たなステージにつなげるために、新たな戦略的連携に関する覚書(第3弾)を締結。BIMを、データドリブン(※)な意思決定に活用できるように進化させることで、BIMが建設業界におけるエンジニアリングデータになることを目指します。
大和ハウス工業は継続してデジタル化を推進し、設計・施工だけではなく、企画からアフターサービスまで一貫したプロセス改革を行います。Autodeskはグローバルな専門知識とノウハウを集め、大和ハウス工業のDXの取り組みの加速や人財育成、グローバル化の加速を支援します。
※.収集した様々なデータをもとに判断、行動すること。
【新たな戦略的連携に関する覚書の概要】
・建設デジタルプラットフォーム
・次世代工業化の進化
・デジタル人財の育成
・設計から施工につながるBIMおよびデジタルコンストラクション
・グローバル企業との技術交流・大和ハウスグループ全体での相乗効果の発揮
■【大和ハウス工業株式会社 概要】
代表取締役社長:芳井 敬一
創業:1955年4月5日
本社:大阪府大阪市北区梅田3-3-5
■【Autodesk, Inc. 概要】
プレジデント 兼 CEO:アンドリュー・アナグノスト
設立:1982 年
本社:111 McInnis Parkway, San Rafael, California 94903 USA
左から:大和ハウス工業株式会社 上席執行役員 技術統括本部副本部長 河野 宏
Autodesk, Inc. チーフ カスタマー オフィサー エリザベス・ゾーンズ
大和ハウス工業株式会社 上席執行役員 建設DX推進担当 南川 陽信