現在、Z世代の就職活動は大きく変化しており、SNS・Web活用の進化やコロナ禍の影響による説明会・面接のオンライン化、内定の早期化など様々な変化が起きています。企業側は新卒採用を行うにあたり、変化する学生の志向を十分に理解することが求められる中、学生と企業の間にどのような認識のギャップがあるのか調査を行いました。
調査結果では、「面接で話に脚色をしてしまうことはよくある」(大学4年生41.5%)「企業側は自社を良く言うことが多く、信用しにくい」(大学4年生60.5%)など、Z世代の就活生の実態と課題が明らかになりました。
【就職活動における学生および社会人の実態調査】
https://intetour.biz/download/221021questionnaire?utm_source=prtimes&utm_medium=report&utm_campaign=10prs
- 調査サマリー
①大学4年生の41.5%、社会人2年目の43.0%が「面接で話に脚色をしてしまうことはよくある」と回答。
面接時に自分を大きく見せる傾向があることが分かった
②大学4年生の60.5%、社会人2年目の58.1%が「企業側は自社を良く言うことが多く、信用しにくい」と回答。
約6割が企業から発信される情報は信用しにくいと感じていることが分かった
③大学4年生で内定に「満足」と回答したのは、3年時に就職活動を開始した人が87.6%、4年時に活動を開始した人が69.0%。
4年生で就職活動を開始した層より3年生で開始した層のほうが、内定承諾時の満足度が高いことが分かった
④大学2年生67.5%、大学4年生70.5%、社会人2年目69.4%が「大学2年生以前から企業のことを知る機会があれば就職活動に役立つ」と回答。
各世代、同程度に企業のことを知る機会があれば、就職活動に役立つと考える層がいることが分かった
⑤大学2年生の55.7%が「働くことについて、イメージが持てていない」と回答
⑥大学2年生の45.3%が「社会人とのコミュニケーション機会には恵まれていない」と回答。
大学4年生の26.5%と比較し18.5ポイントの差があることが分かった
⑦就職活動で初めて知った企業について当てはまるものは、大学4年生と社会人2年目ともに1位は「知らない企業でも情報を見て興味を持つことがあった」(大学4年生:44.5%、社会人2年目:38.7%)。
就職活動中に初めて知る企業についても興味を持つ層がいることが分かった
- 調査概要
調査名:就職活動における学生および社会人の実態調査
期間:2022年9月16日~9月20日
調査方法:インターネットリサーチ
対象:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、京都府在住の19歳~25歳の男女
・大学2年生:就職活動は活動中~活動していない大学2年生191名※25卒
・大学4年生:就職活動は終了もしくは活動中の大学4年生220名※23卒
・社会人2年目:社会人2年目の会社員221名※21卒
- 調査結果
①大学4年生の41.5%、社会人2年目の43.0%が「面接で話に脚色をしてしまうことはよくある」と回答。
面接時に自分を大きく見せる傾向があることが分かった
面接で話に脚色をしてしまうことはよくあるかについて聞いたところ、大学4年生の41.5%、社会人の43.0%が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答し、面接の際に企業にアピールするために自分を大きく見せる学生が多くいることが読み取れる結果となった。
②大学4年生の60.5%、社会人2年目の58.1%が「企業側は自社を良く言うことが多く、信用しにくい」と回答。
約6割が企業から発信される情報は信用しにくいと感じていることが分かった
就職職活動において企業側は自社を良く言うことが多く、信用しにくいかについて聞いたところ、大学4年生の60.5%、社会人2年目の58.1%が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答。就職活動を経験した大学4年生と社会人2年目の約6割が、就活情報サイトや企業説明会での企業からの情報は信用しにくいと感じている結果となった。
③大学4年生で内定に「満足」と回答したのは、3年時に就職活動を開始した人が87.6%、4年時に活動を開始した人が69.0%。
4年生で就職活動を開始した層より3年生で開始した層のほうが、内定承諾時の満足度が高いことが分かった
内定への満足度について、大学4年生で「満足」と回答したのは3年時に活動開始した人が87.6%に対し、4年時に開始した人が69.0%という結果に。社会人2年目で「満足」と回答したのは3年時に活動開始した人が65.4%に対し、4年時に開始した人が50.0%という結果となり、3年時に就職活動を開始した人ほど、内定への満足度が高い傾向にあることが分かった。早い段階で様々な企業について調べ、企業と接点を持つことで内定への満足度が高くなる傾向にあることが読み取れる結果となった。
株式会社インタツアー 代表取締役社長 作馬誠大 コメント
調査結果より、面接で話すエピソードに脚色をしてしまう、企業側が発信する情報を信用できない、働くことのイメージが持てない、大学2年生以前から企業のことを知る機会があれば就職活動に役立つと認識しているなど、Z世代の就活生の実態と課題が浮かび上がりました。学生の多くは働くイメージや企業のことがよく分からない状態、つまり自己理解・企業理解が不足した状態のまま就職活動を行っていることが分かります。このような自己理解・企業理解が不足した状態での就職活動は、学生が自分に合った企業選びができていないゆえの余分な内定の辞退や、入社後の早期退職に一部で繋がっているのではないでしょうか。こうした課題の解決に向けて、インタツアーは「リレーション採用」という概念を掲げてサービスを展開しています。
「リレーション採用」は早いタイミングで学生と企業の間に生まれた接点から長期的な“つながり”を通して入社意欲を醸成し、より本質的な相互理解を促す採用手法です。企業は学生に対し、時間をかけて、働くことや社会・会社を知る機会を提供し、対話を重ねることでエンゲージメントの高いつながりを育むことができます。大学1・2年生からの関係維持によって、企業と学生が本音で向き合う時間をつくり、相互の理解不足による内定辞退や、ミスマッチによる早期退職のリスクを軽減させます。
調査結果の詳細は「インタツアー」サービスサイトの資料ダウンロードよりご確認いただけます。
【就職活動における学生および社会人の実態調査】
資料ダウンロード >> https://intetour.biz/download/221021questionnaire?utm_source=prtimes&utm_medium=report&utm_campaign=10prs
- インタツアーについて
インタツアーは、学生と企業がインタビューやリスナーという手法で学年問わず接点を持てる新しい新卒採用サービス。
選考ではない関係性のなかで、企業と学生が出会い、コミュニケーションし、そこからアウトプットされる各種のコンテンツ (感想・レビュー・動画など)は、SNSなどを通じて多くの学生に配信されます。また、接点をもった学生に対しても継続的な情報発信によって繋がり続けていくのが特徴です。インタビューからはじまるリレーション採用プラットフォームとして、「インタビュー・コンテンツ・SNS発信で母集団を形成」「企業の魅力を学生の状況に応じて最適なタイミングで発信し志望度醸成・歩留まり改善」「集まった学生の志望度を独自ツールで可視化」といった採用マーケティング各種機能を提供し、新卒採用を支援します。
- インタツアー会社概要
会社名:株式会社インタツアー
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館16F
代表:代表取締役社長 作馬 誠大
事業内容:インタビューからはじまるリレーション採用プラットフォーム「インタツアー」を展開。学生と企業の新しいタイミングで新しいつながり方の採用マーケティング機能で新卒採用支援を行っている。
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