開所式では、当法人代表の井上 公子が挨拶した後、来賓を代表し「日本財団子どもサポートチーム」吐師 朝美様より祝辞を賜りました。他にも、開所を記念してのくす玉割やゲストによるリコーダーやバンド演奏、子どもたちによるダンスも披露されて、和やかな開所式となりました。
「ひこばえYOU(よぅ)」は「赤ちゃんからお年寄りまで、障害があってもなくても」という法人のコンセプトのもと、さまざまな世代の方々が集まり、つながることのできる居場所です。クラウドファンディングでご支援いただいた資金や日本財団からの助成を元に建てられた「新館」や併設する施設には、多世代のボランティアスタッフが在籍しており、一人ひとりにあった寄り添ったサポートが可能です。学校でも家庭でもない、地域みんなの「第三の居場所」を目指します。
「ひこばえYOU(よぅ)」は日本財団「子ども第三の居場所」事業が展開する「常設ケアモデル」「学習・生活支援モデル」「コミュニティモデル」の3つのモデルのうち「コミュニティモデル」の拠点となります。
- 今後のイベント
【ひこばえ大バザー】 2022年11月13日(日)13時~15時 フォーラムひこばえにて
- 【ひこばえYOU(よぅ)概要】
住所: 京都市右京区宇多野福王子町45-2(フォーラムひこばえ「本館」「子ども館」内)
対象者: どなたでも
開所日/時間: 月~土 10:00~18:30
設備: 多目的スペース、キッチン、多目的トイレ、図書室 など
(一部設備は、本館、子ども館内の別事業と共用)
スタッフ: 非常勤、ボランティア等含めて13名程度
(フォーラムひこばえ全体では非常勤、アルバイト等含め70名程度)
- 運営主体:特定非営利活動法人フォーラムひこばえについて
ひこばえは、2005年京都市右京区の宇多野地域で、地域住民による有志の会から発足、子どもが減って家族が縮小する中で、高齢化が進み、地域の繋がりが薄れていく中で、地域の問題や困りごとを地域の人たちの力で向き合い解決していくことを目的に設立されました。地域の人たちが立ち寄りサークル活動を行う、地域コミュニティーセンター、児童館、放課後等デイサービス、就労支援事業等を行っております。
https://hikobae.org/
- 「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に128ヶ所設置され、2025年度までに全国500拠点の開設を目指しています。(2022年9月現在)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place